ランス01 光をもとめて

5,029円

ALICE SOFT/613MB・音声なし・体験版なし

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ALICE SOFTの「ランス01 光をもとめて」は、 1989年発売の『Rance -光をもとめて-』のリメイクです。 価格5,029円、容量612.86MB、形式はADV+RPG。

スコアは100点満点中59点。 当サイトでレビューした作品の中で最も低い数字になりました。 ただしこの点数は作品の出来の悪さを意味しません。 理由を先に説明します。

このスコアは「音声なし」で決まっている

本作は音声が収録されていません 商品ページの作品形式は「ロールプレイング/音楽あり」。 「音声あり」の表記がありません。 声優欄そのものが存在せず、キャラクター紹介にもCV表記はありません。 当サイトの5軸スコアは音声に20点を割り当てているため、 音声なしの作品は自動的に14点を失います。

この作品は残り4軸で見てください。 音声を除いた80点満点で言えば53点―― これが本作の実質的な評価です。

当サイトでレビューした同ブランドの音声なし作品と並べます。

ランス1077点/7,920円
ランス9 ヘルマン革命76点/7,480円/体験版431MB
戦国ランス 廉価版74点/2,530円
ランス・クエスト マグナム 統合版72点/4,180円
大悪司71点/2,090円
本作59点/5,029円

同じ音声なしという条件でも、本作だけが大きく下がっています。 音声以外の要素で差が付いているということです。 具体的には次の3点です。

容量が小さい612.86MB。ランス9・10と比べて明確に少ない
体験版がないランス9には431MBの体験版がある。本作はゼロ
価格が中途半端5,029円。戦国ランス2,530円の2倍、ランス9より2,451円安いだけ

5,029円で612.86MB、音声なし、体験版なし。 これが59点の中身です。

シリーズ第1作という位置づけの価値

一方で、本作にはスコアに乗らない価値があります。

商品ページには 「この作品は1989年(平成元年)に発売された『Rance -光をもとめて-』のリメイクです。」 「ランスシリーズ第一作目として」と明記されています。

シリーズの起点です。 リメイクに際して シナリオ・グラフィック・戦闘システム・サウンドを再構築しつつ、 コマンド選択式アドベンチャーという原作の形式を踏襲しています。

物語はこうです。 鬼畜戦士ランスが魔法使いシィルを連れ、 行方不明になった貴族の娘ヒカリの捜索依頼で リーザス王国へ向かう。

登場キャラクターとして ランス、シィル・プライン、ミリー・リンクル、パティ・ザ・サマー、 ユラン・ミラージュ、リア・パラパラ・リーザスが紹介されています。

当サイトでレビューしたランス03との繋がり 『ランス03 リーザス陥落』(87点/声優33名)は、 同じリーザス王国が舞台です。 リア・パラパラ・リーザスも両作に登場します。 本作→ランス03という順序で読むと、 リーザスという国の描かれ方の変化が分かります。

問題は、この価値が「初めて買う人」には届きにくいことです。 シリーズを知らない人が5,029円を出して音声なしの612MBを買う理由は、 正直なところ薄い。 逆にシリーズを追っている人には、避けて通れない1本になります。

ランスシリーズはどこから始めるべきか

当サイトでレビューしたランスシリーズを、入口として比較します。

ランス03 リーザス陥落7,480円/声優33名/87点。音声込みで最も豪華
戦国ランス 廉価版2,530円/音声なし/74点。最も安い
ランス・クエスト マグナム 統合版4,180円/音声なし/72点。追加ディスク込み
ランス9 ヘルマン革命7,480円/音声なし/76点/体験版431MB
本作(ランス01)5,029円/音声なし/59点。時系列の最初

入口として勧めるなら『ランス03』か『戦国ランス 廉価版』です。 前者は声優33名という圧倒的な音声量、 後者は2,530円という手の出しやすさ。 どちらも本作より入りやすい。

本作を最初に選ぶ理由は「時系列の最初だから」に尽きます。 そこに価値を感じるかどうかが判断基準です。

対応OSに注意 対応OSはWindows 8/10です。 Vista・7の記載がありません。 リメイクが2013年である割に古いOSを切っているのが特徴で、 Windows 11の記載もないため、 現行環境で動くかどうかは保証されていません。

しかも体験版がありません。 動作確認を事前に行う手段がないということです。 PlayDRM形式でもあるため、 購入前にDRMの動作を確かめておきたいところですが、それもできません。

体験版で試してから買いたいなら『ランス9』(431MB)を選んでください。 同じ音声なし条件でも、事前確認ができる分だけ安全です。

5軸スコアと評価の内訳

59/100
ボリューム12
ビジュアル14
シナリオ16
コスパ11
音声6

音声(6点)は音声が収録されていないことによる数字です。 戦国ランス・大悪司と同じ扱いです。 この6点は作品の質ではなく、収録内容の有無を示しています。

シナリオ(16点)が最高値。 1989年の原作をシナリオごと再構築している点、 シリーズ第1作という位置づけを評価しました。

コスパ(11点)が最低評価です。 5,029円で612.86MB、体験版なし、音声なし。 同ブランドに2,530円の『戦国ランス 廉価版』があることを踏まえた相対評価です。

作品スペック一覧

正式タイトルランス01 光をもとめて
ブランドALICE SOFT
価格5,029円
販売日2013年10月25日
作品形式ロールプレイング(ADV+RPG)/音楽あり・音声の表記なし
年齢指定R-18(ソフ倫受理番号 0005972D)
ジャンルタグ主従/女王様・お姫様/人外娘・モンスター娘/戦士/初体験/ファンタジー/異種えっち/超ひどい/命令・無理矢理/下僕/屈辱/処女 計12件
原作1989年(平成元年)発売『Rance -光をもとめて-』のリメイク。ランスシリーズ第1作
シナリオ記載なし
イラスト記載なし
音楽記載なし(作品形式に「音楽あり」の表記のみ)
出演記載なし(声優欄そのものがない)
登場キャラクターランス、シィル・プライン、ミリー・リンクル、パティ・ザ・サマー、ユラン・ミラージュ、リア・パラパラ・リーザス
ファイル容量612.86MB(PlayDRM形式)
動作環境Windows 8/10(Vista・7・11の記載なし)、CPU Core 2 Duo以上、メモリ1GB以上、1024×768フルカラー、DirectX 9.0c以上 ※Mac非対応
体験版なし
サンプルムービーなし

良かった点・気になった点

良かった点

  • ランスシリーズ第1作。時系列の起点にあたる
  • 1989年の原作をシナリオ・グラフィック・戦闘・サウンドまで再構築
  • コマンド選択式ADVという原作の形式を踏襲している
  • ランス・シィルという主要2名の出会いが描かれる
  • リーザス王国が舞台で、『ランス03』と繋がる
  • 612MBと軽量で導入が速い

気になった点

  • 音声が収録されていない(5軸スコアの音声が6点)
  • 体験版がない。購入前の動作確認ができない
  • 5,029円は同ブランドの『戦国ランス 廉価版』2,530円の約2倍
  • 対応OSがWindows 8/10のみ。Vista・7・11の記載がない
  • シナリオ・原画・音楽のクレジットが一切記載されていない
  • 解像度1024×768で、同ブランドの1280×720作品より低い

結論:誰が買うべきか

ランスシリーズを時系列で追いたい人だけが対象です。 シリーズ第1作という位置づけ以外に、本作を選ぶ理由はありません。

シリーズを初めて買う人には勧めません。 音声なし・体験版なし・5,029円という条件は、 入口としては厳しすぎます。 『ランス03』(7,480円・声優33名)か 『戦国ランス 廉価版』(2,530円)から入ってください。

59点という数字は、音声なしという条件が大きく効いた結果です。 音声を除いた4軸で見れば、シナリオ16点は当サイトでも上位にあたります。 点数だけで判断せず、内訳を見てください。

買うなら対応OSの確認だけは済ませてください。 Windows 8/10の記載しかなく、体験版もありません。 動作を事前に確かめる手段が用意されていない点が、 この作品で最も注意すべきところです。

ランス01 光をもとめて

5,029円

ALICE SOFT/613MB・音声なし・体験版なし

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