りとる天使 ~カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる~

3,025円

エレクトリップ/487MB・声優2名・体験版127MB

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エレクトリップの「りとる天使 ~カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる~」は、 2012年7月6日発売のアドベンチャーです。 価格3,025円、容量486.89MB、声優2名。

スコアは100点満点中67点。 当サイトでレビューしたエレクトリップ作品7本の中では 下から3番目という位置づけになります。

『りとる†びっち』との関係

タイトルの「りとる」が示すとおり、 本作は『りとる†びっち ~Little Bitch Girls in Hog Farm~』と 名前を共有しています。

りとる天使(本作)2012年7月6日/486.89MB/声優2名/3,025円
りとる†びっち2011年12月9日/335.95MB/声優1名/3,025円

本作のほうが後発で、容量も声優数も上です。 容量は約1.45倍、声優は1名から2名へ。 同じ「りとる」を冠する2本なら、本作を選ぶ理由のほうが多いことになります。

ただし直接の続編ではありません。 『りとる†びっち』の舞台が養豚場(Hog Farm)だったのに対し、 本作のサブタイトルは「カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる」。 設定も登場人物も別物です。

共通しているのはイラストの織澤あきふみです。 同ブランドで最も多くの作品を担当している原画で、 『りとる†びっち』『逆転魔女裁判』『同2』『魔法姫士アリカ&リン』も同じ人が描いています。 ただしエレクトリップ全作が織澤あきふみではありません (『せんせいあのね…』は藤崎ひかり、『巨乳お母さんが不良にハメられて』はxxzero)。

「りとる」はシリーズ名ではなく、ブランドの名づけ癖と見るべきです エレクトリップは『逆転魔女裁判』とその第2弾のように、 同じ枠組みを使い回しながら中身を入れ替える売り方をします。 「りとる」も同じ発想の命名だと考えると理解しやすい。 片方を遊んでいなくても、もう片方から入れます。

容量487MBと解像度800×600

本作を評価するうえで押さえるべきは解像度です。

本作(2012年)800×600
逆転魔女裁判(2014年)1280×720
せんせいあのね…(2015年)1280×720
魔法姫士アリカ&リン(2015年)1280×720

本作は800×600で、 2014年以降のエレクトリップ作品(1280×720)より低い。 ブランドが解像度を上げる前の世代の作品だということです。

現行の高解像度モニタで全画面表示すると、 引き伸ばしによる粗さが出ます。 絵柄そのものは同じ織澤あきふみですが、 表示される精細さは後年の作品に劣ります。

容量は486.89MB。 エレクトリップ7本の中では中位で、 『りとる†びっち』335.95MBより大きく、 『逆転魔女裁判』596.38MBより小さい。

対応OSはWindows XP/Vista/7。 Windows 8以降の記載がありません。 これは同ブランドの中でも古い条件で、 2014年以降の作品はVista/7/8/10まで記載されています。

現行環境での動作は保証されていません 対応OSがWindows 7までである以上、 最新環境で動くかどうかは自分で確かめるしかありません。 体験版127.75MBは、その確認のために必ず落としてください。 配信形式はPlayDRMなので、 DRMの動作確認も同時に済ませられます。

カナタとエネミという2名構成

声優は2名で、役名の対応が明記されています。

紬叶慧カナタ役(タイトルロール)
奥川久美子エネミ役

カナタはタイトルに名前が入っている主役です。 サブタイトルの「みんなのヌキヌキえんじぇる」から、 天使という設定のヒロインだと読み取れます。

もう一方のエネミは、 名前からして対立する立場のキャラクターでしょう。 天使と、その敵対者という2名構成です。

エレクトリップは『逆転魔女裁判』でも「弁護士」と「裁判官兼検事」、 『同2』でも「優しい魔女」と「無慈悲な魔女」という 対になる2名を置く構成を繰り返しています。 本作もその型です。

役名の対応が明記されている点は評価できます。 当サイトでレビューした作品には、 声優名だけ並べて対応が不明なものが少なくありません。 同ブランドの『魔法姫士アリカ&リン』ですら3人目の役名が不明です。

シナリオはクロウ。 他のエレクトリップ作品で名前を見る瑞守ねおんとは別で、 本作独自のライターです。

5軸スコアと評価の内訳

67/100
ボリューム13
ビジュアル13
シナリオ13
コスパ14
音声14

ビジュアル(13点)は解像度800×600を反映した数字です。 絵柄は同ブランド共通の織澤あきふみですが、 現行環境での見え方は後年の1280×720作品に明確に劣ります。

音声(14点)は、声優2名という規模に対して 役名の対応が両方明記されている点を加点しました。 コスパ(14点)は、 同額3,025円で1.62GBの『魔法姫士アリカ&リン』が存在することを 踏まえた相対評価です。

作品スペック一覧

正式タイトルりとる天使 ~カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる~
ブランドエレクトリップ
価格3,025円
販売日2012年7月6日
作品形式アドベンチャー(音声あり・音楽あり)
年齢指定R-18(ソフ倫受理番号 0005102D)
シナリオクロウ
イラスト織澤あきふみ
出演紬叶慧(カナタ)、奥川久美子(エネミ) 計2名
ファイル容量486.89MB(PlayDRM形式)
動作環境Windows XP/Vista/7、800×600、DirectX 9.0c以上 ※Mac非対応/Windows 8以降の記載なし
体験版あり(127.75MB)

良かった点・気になった点

良かった点

  • 声優2名の役名対応が両方とも明記されている
  • 『りとる†びっち』より容量が1.45倍、声優も1名多い
  • 「天使と敵対者」という対の構成が分かりやすい
  • 原画が織澤あきふみで、同ブランドの主要作と絵柄が共通
  • 体験版127.75MBで購入前に方向性を確認できる
  • 487MBと軽量で導入が速い

気になった点

  • 解像度800×600。2014年以降の同ブランド作品より低い
  • 対応OSがWindows 7までで、8以降の記載がない
  • 同額3,025円で1.62GBの『魔法姫士アリカ&リン』があり、量では大きく劣る
  • 体験版127.75MBは同ブランドでは小さい部類
  • 音楽のクレジットが記載されていない
  • サンプルムービーがない(体験版のみ)

結論:誰が買うべきか

エレクトリップを最初に1本選ぶなら、本作ではありません。 同額3,025円で1.62GB・声優3名の『魔法姫士アリカ&リン』があり、 容量・音声・解像度・対応OSのすべてで上だからです。

本作が候補になるのは、「天使もの」という枠組みを求めている場合です。 同ブランドの他作は学園・裁判・魔法といった枠組みで、 この設定を扱っているのは本作だけです。

『りとる†びっち』とどちらかを選ぶなら本作を勧めます。 同額で容量1.45倍、声優は1名多く、 役名の対応も明記されている。 後発である分だけ条件が良くなっています。

購入前は体験版127.75MBを必ず落としてください。 対応OSがWindows 7までである以上、動作確認は自分で行うしかありません。 800×600の画面が現行モニタでどう見えるかも、 ここで実際に確かめられます。

りとる天使 ~カナタはみんなのヌキヌキえんじぇる~

3,025円

エレクトリップ/487MB・声優2名・体験版127MB

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