淫妖蟲 外伝 ~深琴と武編 兆しの章~
605円TinkerBell/605円・309MB・声優5名
TinkerBellの「淫妖蟲 外伝 ~深琴と武編 兆しの章~」は、 DLsite独占で販売されているアドベンチャーです。 価格605円、容量308.89MB、声優5名。
スコアは100点満点中70点。 当サイトでレビューした同シリーズ『淫妖蟲 零 深雪編』と同点ですが、 内訳は違います。
605円で声優5名という配分
本作で注目すべきは声優5名という編成です。 麻優莉、かぐや凛子、一花らん、計名さや香、藤井ねここ。
当サイトでレビューした同シリーズと比べると差がはっきりします。
| 本作(深琴と武編) | 605円/308.89MB/声優5名 |
|---|---|
| 外伝 水依編 | 605円/323.62MB/声優1名 |
| 零 深雪編 | 550円/431.73MB/声優2名 |
同じ605円の『水依編』が声優1名なのに対し、本作は5名。 容量はほぼ同じなのに、キャストの数が5倍です。
605円という価格帯で5名分のボイスが入っているのは、 短編としてはかなり厚い配分と言えます。 当サイトの音声評価を15点としているのは、 この人数を評価した結果です。
ただしキャラクター個別の紹介欄がなく、 誰がどの役を演じるかは記載されていません。 本文に登場人物として「深琴」「武」の名前があるのみです。
「新シリーズ第1弾」という位置づけ
販売ページには「新・淫妖蟲シリーズ、衝撃の第1弾!」と 銘打たれています。作品内容の冒頭には 「ハヤミユウジロウ×あおじる」というクレジット表記もあります。
物語は、退魔屋本舗黒猫支店に除霊の依頼が入るところから始まります。 幽霊が苦手な深琴に代わって武が単身、依頼元の製薬会社へ向かう。 しかし簡単な除霊のはずが武からの連絡が途絶える。 不安になった深琴は夜、製薬会社に忍び込む――という導入です。
構成として評価できるのは「深琴が幽霊を苦手としている」という 設定を最初に置いている点です。
看板退魔師が苦手とする分野がある。だから代役を立てる。 その代役が消える。だから苦手を押して自分が行く――。 短い尺の中で、行動の理由が一本の線でつながっています。 605円の短編としては丁寧な組み立てです。
シナリオは小峰久生、イラストはあおじる。 シリーズ全作で同じ布陣です。
容量309MBは当サイト最小クラス
605円という価格を考えれば妥当ではありますが、 読み終わるまでの時間は相当に短いと考えてください。 「兆しの章」というサブタイトルが示すとおり、 導入部分を切り出した構成である可能性が高い作品です。
体験版もサンプルムービーもありません。 動作環境はWindows Vista/7/8/10、 CPU Pentium 4 2GHz以上、メモリ1GB以上、VRAM 512MB以上、 1024×576ハイカラー、DirectX 9.0c以上。
絵柄を事前に確認したいなら、 同シリーズ『淫妖蟲 獄』の体験版640MBを落としてください。 あおじるがシリーズ全作を担当しているため、絵柄は共通です。
5軸スコアと評価の内訳
コスパ(17点)が最高値です。 605円という金額の低さと、その割に声優5名という配分を評価しました。
ボリューム(11点)が最低評価。 308.89MBという最小クラスの容量に対して、これ以上は付けられません。 シナリオ(13点)は構成の丁寧さを認めつつ、 「兆しの章」という導入的な位置づけを反映した数字です。
作品スペック一覧
| 正式タイトル | 淫妖蟲 外伝 ~深琴と武編 兆しの章~ |
|---|---|
| ブランド | TinkerBell(DLsite独占販売) |
| 価格 | 605円 |
| 販売日 | 2014年5月16日 |
| 作品形式 | アドベンチャー(音声あり・音楽あり) |
| 年齢指定 | R-18(ソフ倫受理番号 0006365D) |
| ジャンルタグ | 初体験/異種えっち/出産/触手/妊娠・孕ませ/母乳/屈辱 ほか |
| シナリオ | 小峰久生 |
| イラスト | あおじる |
| クレジット表記 | 作品内容冒頭に「ハヤミユウジロウ×あおじる」 |
| 出演 | 麻優莉、かぐや凛子、一花らん、計名さや香、藤井ねここ 計5名 ※キャラクターとの対応は記載なし |
| ファイル容量 | 308.89MB(当サイトでも最小クラス) |
| 動作環境 | Windows Vista/7/8/10、CPU Pentium 4 2GHz以上、メモリ1GB以上、VRAM 512MB以上、1024×576ハイカラー、DirectX 9.0c以上 ※Mac非対応 |
| 体験版 | なし(サンプルムービーもなし) |
良かった点・気になった点
良かった点
- 605円で声優5名。同価格の『水依編』(1名)の5倍
- 「深琴が幽霊を苦手」という設定から行動が一本線でつながる
- 短い尺の中で理由づけが丁寧
- あおじるの絵柄がシリーズ全体で統一されている
- 容量309MBと軽量で導入が速い
気になった点
- 容量308.89MBは当サイトでも最小クラス
- 「兆しの章」という導入的な位置づけで、話が完結しない可能性
- 声優5名がどのキャラクターを演じるか記載されていない
- 体験版がなく、購入前に試せない
- 解像度1024×576は現行基準では狭い
- 音楽担当・企画原案のクレジットが記載されていない
結論:誰が買うべきか
605円で声優5名という配分に価値を感じる人に向いています。 同価格の『水依編』が声優1名であることを考えると、 音声量で選ぶなら外伝2本のうち本作です。
ボリュームを求める人には全く向きません。 308.89MBは当サイトでも最小クラスです。 数百円の買い物として割り切れるかどうかが判断基準になります。
シリーズをきちんと遊びたいなら、 体験版640MBのある『淫妖蟲 獄』(7,480円)から入るべきです。 本作はその前後を埋める補完的な位置づけだと理解してください。