ギルドマスター

4,980円

Astronauts/1.5GB・声優9名・ギルド運営RPG

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Astronautsの「ギルドマスター」は、 キャッチが「ダンジョン探索×冒険者ギルド運営RPG」という一本です。 表示価格は4,980円で、販売ページには50%OFFの表示があります。 容量1.5GB、声優9名。

スコアは100点満点中85点。 当サイトでレビューしたAstronauts作品5本の中では、 『デモニオン』(88点)に次ぐ評価になりました。

探索と経営という2つの軸

本作のゲーム部分は、大きく2つに分かれます。

探索酒場での冒険者雇用/パーティ編成/クエスト受注/地下迷宮探索/サイドクエスト派遣
経営得た収入でギルド施設を強化し、装備を充実させる

稼いだ金を施設に投資し、強くなった冒険者でさらに稼ぐという 循環構造になっています。 当サイトでレビュー済みの同ブランド『デモニオン』が 「守る」と「攻める」の2軸だったのに対し、 本作は「潜る」と「育てる」の2軸です。

導入も明快です。街外れの酒場を拠点とする冒険者ギルド 『天駆ける雄羊』が舞台。 かつてドワーフの鉱山だった辺境の街ダントルは、 今や一攫千金を狙う冒険者が集う地下迷宮の街になっています。

有能な冒険者の離脱とライバルギルド『黒曜の虎』の台頭で赤字が続き、 ついに営業認可取り消しの通知が届く。 稼ぎ頭だった戦士エドガーも迷宮で謎の魔物に力を奪われ戦えない身体になり、 看板娘ルージットの求めで新ギルドマスターに就任、 数ヶ月以内に実績を示してギルドを再建することになる――。

「主人公が戦えなくなったから経営に回る」という設定が巧妙です。 探索は雇った冒険者に任せ、自分は運営に専念する。 プレイヤーの立場と物語上の立場が一致しています。

種族とクラスの作り込みが細かい

登場する冒険者は、全員に種族とクラスが設定されています。

ルージットCV:花丸あすな/人間・ギルドの事務係
アドリアCV:渋谷ひめ/人間・戦士
ロクサーヌCV:麻優莉/人間・宣教師
リオラCV:風花ましろ/ブライトリーフ・エルフ・精霊使い
ノワールCV:有賀桃/獣人・バーサーカー
フェイルンCV:ヒマリ/人間・武闘家
ゼルマCV:八尋まみ/人間・トレジャーハンター
デネーティアCV:ももぞの薫/ウィザー・エルフ・魔術師
カザハCV:手塚りょうこ/人間・クノイチ

注目すべきはエルフが「ブライトリーフ」と「ウィザー」の2種に分かれている点です。 単に「エルフ」で済ませず、系統を分けている。

さらに男性キャラにも種族が設定されています。 セラフィノ(人間・盗賊)、マクシム(ブライトリーフ・エルフ・魔導師)、 オスヴァルド(リザードマン・騎士)、 カンベエ(人間・サムライ)、ラロ(獣人・僧侶)。

リザードマンやサムライまで用意しているのは、 パーティ編成に幅を持たせるための配置でしょう。 ギルドに雇われる冒険者として、多様な種族が集まるという 設定が機能しています。

シナリオはヤマガミユウ、すまっしゅぱんだ、霧島へるん、なかぢの4名、 イラストはM&M。 M&Mは当サイトでレビュー済みの『デモニオン』 『ダンジョン オブ レガリアス』も担当しており、 Astronautsのダンジョン系を一手に引き受けている絵師です。

Astronauts作品としての位置づけ

当サイトでレビューしたAstronauts作品を並べます。

デモニオン(88点)3,561円/3.54GB/体験版601MB/迷宮防衛SLG
ダンジョン オブ レガリアス(86点)3,972円/2.85GB/体験版516MB/ダンジョン探索RPG
えれくと!(85点)999円/3.9GB/体験版698MB/ADV
ギルドマスター(本作・85点)4,980円/1.5GB/体験版なし/ギルド運営RPG
すぽコン!(83点)999円/2.8GB/体験版780MB/ADV
Astronauts作品で唯一、体験版がありません 他の4本はいずれも500MB以上の体験版を用意しているのに対し、 本作にはページ内に体験版セクション自体が存在しません。 ゲーム性のある作品で事前確認ができないのは、 ブランドの他作品と比べて明確に不利です。

容量も1.5GBと、Astronauts作品では最小です。 4,980円という価格に対して、この比率は控えめと言わざるを得ません。

動作環境はWindows 7/8/10、メモリ2GB以上、 1280×720フルカラー、DirectX 9.0c以上、PlayDRM形式。 CPUとVRAMの記載はありません。

5軸スコアと評価の内訳

85/100
ボリューム18
ビジュアル16
シナリオ17
コスパ17
音声17

ボリューム(18点)が最高値です。 探索と経営の循環構造は周回の余地を生み、 容量1.5GBという数字以上に遊べる時間が長いと判断しました。

シナリオ(17点)・コスパ(17点)・音声(17点)が並びます。 「戦えなくなったから経営へ」という設定の巧さ、 表示価格4,980円という水準、声優9名が全員キャラクターと 対応づけられている点をそれぞれ評価しました。

ビジュアル(16点)は解像度1280×720と、 容量1.5GBという素材量を反映した数字です。

作品スペック一覧

正式タイトルギルドマスター
ブランドAstronauts
価格4,980円(販売ページに50%OFFの表示あり。定価と期限は要確認)
販売日2019年5月24日
作品形式ロールプレイング/ダンジョン探索×冒険者ギルド運営RPG(音声あり・音楽あり)
年齢指定R-18(ソフ倫受理番号 1801347D)
ジャンルタグエルフ・妖精/戦士/魔法使い・魔女/戦場/ファンタジー
シナリオヤマガミユウ、すまっしゅぱんだ、霧島へるん、なかぢ
イラストM&M
出演花丸あすな(ルージット)、渋谷ひめ(アドリア)、麻優莉(ロクサーヌ)、風花ましろ(リオラ)、有賀桃(ノワール)、ヒマリ(フェイルン)、八尋まみ(ゼルマ)、ももぞの薫(デネーティア)、手塚りょうこ(カザハ) 計9名
ゲーム内容酒場での冒険者雇用/パーティ編成/クエスト受注/地下迷宮探索/サイドクエスト派遣/収入によるギルド施設強化と装備充実
ファイル容量1.5GB(PlayDRM形式)
動作環境Windows 7/8/10、メモリ2GB以上、1280×720フルカラー、DirectX 9.0c以上 ※CPU・VRAMの記載なし/Mac非対応
体験版なし(サンプルムービーもなし)

良かった点・気になった点

良かった点

  • 探索と経営の循環構造で、周回の余地が生まれる
  • 「戦えなくなったから経営へ」という設定がプレイヤーの立場と一致
  • エルフを2系統に分けるなど、種族の作り込みが細かい
  • リザードマンやサムライまで用意しパーティ編成に幅がある
  • 声優9名が全員キャラクターと対応づけて記載されている
  • 『デモニオン』『レガリアス』と同じM&Mの絵柄

気になった点

  • Astronauts作品で唯一、体験版がない
  • 容量1.5GBはAstronauts作品で最小。4,980円に対して控えめ
  • CPU・VRAMの動作環境が記載されていない
  • 4,980円はセール価格。定価と終了日時は要確認
  • 音楽担当・企画原案のクレジットが記載されていない
  • 解像度1280×720で、現行のフルHD作品には及ばない

結論:誰が買うべきか

経営シミュレーション的な遊びが好きな人に向いています。 冒険者を雇い、パーティを組み、稼いだ金を施設に投資する。 自分は潜らずに回すという立場は、 当サイトでレビューした84作品の中でも珍しいものです。

Astronautsのダンジョン系を初めて試すなら、 体験版のある『デモニオン』か『ダンジョン オブ レガリアス』を勧めます。 どちらも500MB以上の体験版があり、ブランドの手触りを無料で確かめられます。

本作は体験版がないという一点が最大の弱点です。 ゲーム性のある作品で事前確認ができないため、 他のAstronauts作品で相性を確かめてから手を出すのが安全です。 そこで面白いと感じたなら、本作の4,980円も外しません。

ギルドマスター

4,980円

Astronauts/1.5GB・声優9名・ギルド運営RPG

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