美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-
3,080円ωstar/3,080円・1.33GB・体験版なし
ωstarの「美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女-」は、 作品形式に「オカルティック官能AVG」と書かれた一本です。 価格3,080円、容量1.33GB、声優2名。
スコアは100点満点中80点。 ビジュアル軸は18点で、 当サイトでレビューした作品の中でも上位にあたります。
制作体制が完全に明記されている
原画は八宝備仁。 1名体制なので、 絵柄が最後まで統一されます。
当サイトでレビューした作品のうち、 ビジュアル軸で18点以上を付けたのは限られています。 3,080円という価格帯でこの評価になるのは異例です。
声優2名も役名の対応が明記されており、 体格の数値まで書かれています。
| 青空ラムネ | 篝ノ霧枝(かがりの きりえ)/148cm・37kg・B79 W45 H80。無口無表情で冷酷な美少女 |
|---|---|
| 真中海 | 蓮華(れんげ)/旅館で出会う不思議な美少女 |
斧神滋比古(主人公)と深見夏彦にCV記載はありません。 音声はヒロイン2名に集中している構成です。
作品形式に「動画あり」が付いている点も押さえておきます。 1.33GBの一部は動画だと考えられます。
入れ子構造になったあらすじ
本作のあらすじは2部構成で書かれています。
| 導入部 | 山間の温泉旅館で、ホラー作家・深見夏彦が美少女蓮華に出会い、万華鏡を差し出される |
|---|---|
| 本編 | 女学園教師斧神滋比古が美少女篝ノ霧枝と出会い、転落していく |
この構造があるので、ヒロインが2名でも視点が2つ取れます。 蓮華は導入部、篝ノ霧枝は本編―― 2名の立場が重ならない設計です。
ジャンルタグを見ると方向性が分かります。 着衣/つるぺた/スクール水着/制服/水着/学校・学園/純愛/初体験/ ツンデレ/SM/緊縛/処女/ツインテール/貧乳・微乳の14件。
「純愛」と「SM」「緊縛」が同居しているのが特徴です。 「オカルティック官能AVG」という形式表記どおり、 単純な学園ものではありません。
体験版がなく対応OSもWindows 7まで
当サイトでレビューした同年代の作品と比べます。
| グリザイアの果実(2012年) | Win 7まで/体験版697.73MBあり |
|---|---|
| ブレイズハート(2012年) | Win 7まで/体験版なし/ムービー220.96MBあり |
| 本作(2012年) | Win 7まで/体験版もムービーもなし |
同じ2012年でも、試用素材の有無は作品ごとに違います。 本作は最も条件が厳しいほうに入ります。
ただしDRM形式の表記はありません。 PlayDRMやソフト電池のような起動認証の制約はないので、 問題になるのはOSとの相性だけです。
解像度は1280×720フルカラー。 2012年の作品としては標準以上で、 同年の『グリザイアの果実』が1024×576ハイカラーだったことを考えると、 表示条件では本作が上です。
CPUはCore 2 Duo以上、メモリは1GB以上。 VIDEOとDirectXの記載はありません。
5軸スコアと評価の内訳
ビジュアル(18点)が最高値。 八宝備仁の原画1名体制と、 2012年としては高い1280×720フルカラーという 表示条件を評価しました。
シナリオ(17点)も高い。 万華鏡を覗くという入れ子構造が、 ヒロイン2名の立場を分ける仕掛けとして機能している点によります。
コスパ(15点)と音声(15点)が最低。 コスパは体験版がなく絵を事前に確認できないこと、 音声は声優2名のみであることを反映しています。
作品スペック一覧
| 正式タイトル | 美少女万華鏡 -呪われし伝説の少女- |
|---|---|
| ブランド | ωstar |
| 作品形式 | アドベンチャー(音声あり・音楽あり・動画あり)/オカルティック官能AVG |
| 価格 | 3,080円 |
| 販売日 | 2012年5月25日 |
| 年齢指定 | R-18(ソフ倫受理番号 0005039D) |
| ジャンルタグ | 着衣/つるぺた/スクール水着/制服/水着/学校・学園/純愛/初体験/ツンデレ/SM/緊縛/処女/ツインテール/貧乳・微乳 計14件 |
| シナリオ | 吉祥寺ドロレス |
| イラスト | 八宝備仁(1名体制) |
| 音楽 | むにょ |
| 出演 | 青空ラムネ(篝ノ霧枝)、真中海(蓮華) 計2名/全員役名対応あり ※斧神滋比古・深見夏彦はCV記載なし |
| ファイル容量 | 1.33GB(DRM形式の記載なし) |
| 動作環境 | Windows XP/Vista/7、CPU Core 2 Duo以上、メモリ1GB以上、1280×720フルカラー ※VIDEO・DirectXの記載なし/Mac非対応/Windows 8以降の記載なし |
| 体験版 | なし |
| サンプルムービー | なし |
良かった点・気になった点
良かった点
- シナリオ・イラスト・音楽の3つすべてにクレジットがある
- 原画が八宝備仁の1名体制で絵柄が統一されている
- 1280×720フルカラー。2012年としては高い表示条件
- 万華鏡を覗くという入れ子構造で、ヒロイン2名の立場が重ならない
- 声優2名とも役名の対応が明記され、体格の数値まである
- DRM形式の記載がなく、起動認証の制約がない
気になった点
- 体験版もサンプルムービーもない。絵を事前に確認できない
- 対応OSがWindows 7まで。8以降の記載がない
- ヒロインは2名のみで、規模そのものは小さい
- VIDEO・DirectXの動作要件が記載されていない
- 主人公2名にCV記載がない
- プレイ時間・シナリオ量の記載がない
結論:誰が買うべきか
絵で作品を選ぶ人。これが本作の第一の対象です。 八宝備仁の原画1名体制、1280×720フルカラーという条件は、 3,080円という価格帯では抜けています。
オカルト寄りの学園ものを求めている人にも向きます。 ジャンルタグに「純愛」と「SM」「緊縛」が同居しており、 単純な学園ものではないことがタグから読み取れます。
ただし体験版がありません。 絵が評価の中心にある作品なのに、 その絵を買う前に確認できないのは大きな弱点です。 対応OSもWindows 7までなので、 現行環境で動くかどうかも自分で確かめるしかありません。