【エロ動画】えるるっく【夜専用シリーズ】Vol.23【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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薄暗い夜道、街の喧騒が遠ざかっていく。歩幅を合わせながら歩くのは、幼馴染のえるるっくと、僕だ。

「ね、あの怖い話は本当なの？」

えるるっくは怯えたように肩をすくめ、あたりを見回した。

「さあ、わからないよ。でも、この時間は誰もいないみたいだから、もしやばかったら走って逃げればいいんじゃない？」

僕は冗談めかして言ったが、えるるっくは一向に笑わなかった。

「いやだ、そんなの怖いよ。聞いてるだけで十分だもん」

えるるっくは小刻みに震えながら話し、僕の腕にしがみついた。

「じゃあ、別の話にしようか？」

「うん、お願いします」

僕は話を変え、最近あった面白い出来事を話した。すると、徐々にえるるっくの表情は和らいでいった。

しばらくすると、ある建物の前に差し掛かった。古びたアパートで、薄汚れた窓が夜闇の中に浮かび上がっている。

「ここ、なんだっけ？」

えるるっくが首をかしげた。

「わからない。でも、このあたりは夜になると人がいなくなるんだって」

「そうなんだ。なんだか怪しいね」

「入ってみない？」

えるるっくが突拍子もないことを言った。

「え？ダメでしょ。怖いよ」

「いいじゃない。誰もいないみたいだし。ちょっとだけだよ」

「わかった。でも、すぐに出ようね」

僕は仕方なく了承した。

アパートのドアは半開きになっていた。恐る恐る中へ入ると、埃っぽい空気が鼻をついた。廊下は薄暗く、壁には奇妙な絵画が飾られていた。

「なんか気持ち悪いね」

えるるっくが言った。

「そうだね。怖くなってきたから、もう帰ろうよ」

「うん、私も怖い」

僕たちは踵を返して外へ出た。ドアを閉めた瞬間、背後から大きな音がした。

「キャー！」

えるるっくが悲鳴を上げた。

振り返ると、ドアが再び開いている。ゆっくりと、まるで誰かが中から開けているかのように。

「やばい、逃げよう！」

僕はえるるっくの手を引いて走り出した。

後ろから何かが追いかけてくる気配がした。息を切らしながら走り、ようやく街灯のある道に出た。

「大丈夫？」

僕はえるるっくと確認し合った。

「うん、大丈夫」

「あのアパート、絶対に何かあるね」

「そうだね。もう二度と行かない」

僕たちはホッとした表情で帰路についた。あの夜、アパートで何が起こったのかはわからない。でも、僕たちには二度とあの場所には近づかないという確固たる決意があった。