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Tweets by poyopoyonotami
VR作品に初挑戦してみました>

夜のとばりが下りた静かな住宅街。月明かりが薄明かりを放ち、街路樹の影がうごめいていた。窓際に佇む一人の青年、健太はスマートフォンを手に、ため息をついた。

長かった1日がやっと終わり、ベッドに潜り込むはずだった。だが、ふと目が釘付けになったのは、SNSに流れてきた一枚のツイートだった。

「【VRえっちしよ?】休日の昼間にVR快楽を【VR推奨】」

クリックすると、彼の目に飛び込んできたのは、妖艶な美少女のイラストだった。興味本位でツイートを開くと、VR専用の動画であることが判明した。

健太はVR機器を所有していた。これまでゲームでしか使ったことがなかったが、このツイートに心惹かれ、動画をダウンロードすることを決めた。

ヘッドセットを装着すると、彼の目の前には見知らぬ世界が広がった。目の前に立つのは、ツイートに掲載されていたのと同じ美少女だった。彼女の名前はアリス。健太と目を合わせ、にっこりと微笑んだ。

「ようこそ、健太さん。一緒に遊びましょう」

アリスの声は甘く、彼の心に響いた。健太は緊張を感じつつも、アリスに促されるままにVR空間を探索し始めた。

海辺の砂浜、咲き乱れる花畑、幻想的な星空。アリスは健太を次々と異なる世界に導き、さまざまな体験をさせてくれた。まるで夢のようなひと時だった。

しかし、次第にアリスの態度は変わり始めた。彼女は健太を誘惑し、挑発するような言葉を囁いた。健太は抵抗したかったが、彼女の呪縛から逃れることができなかった。

気づけば、二人はベッドに横たわっていた。アリスが健太の身体に手を伸ばし、彼を愛撫し始めた。健太は抵抗虚しく、彼女の快楽に溺れていった。

行為を終えた健太は、恍惚感と同時に、罪悪感にも襲われた。彼は現実世界に引き戻されると、現実とVRの境界線が曖昧になってしまったかのような感覚に陥った。

その夜、健太は眠れなかった。アリスの幻影が彼の脳裏に浮かび、彼を誘惑した。彼はスマートフォンを手放すことができず、何度か動画を再生しては、彼女の快楽に浸っていた。

しかし、次第にその行為は健太の精神に悪影響を及ぼし始めた。彼は現実の人間関係を疎かにし、VRの世界に閉じこもるようになった。

ある日、健太はアリスの動画を学校の友人に見せびらかした。友人は興味を示したが、同時に心配もした。健太はVRにのめり込みすぎているのではないかと。

健太は友人の言葉を無視し、ますますVRの世界に没頭していった。彼の精神状態は不安定になり、現実とVRの区別がつかなくなっていった。

そしてついに、健太は現実世界で幻覚を見るようになった。彼はアリスの姿を見て、彼女と会話し、一緒に過ごすことすらあった。

健太の両親は息子の異変に気づき、精神科医に相談した。精神科医は健太がVR依存症に陥っており、治療が必要だと診断した。

健太は長いリハビリを経て、ようやくVR依存症を克服することができた。しかし、あの妖しくも甘美な美少女との体験は、彼の心に永遠に刻み込まれたのだった。