【二次エロ】魔法少女るなとななみ-悪の遺伝子を孕まされる母娘-【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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◆カーン◆

狼人間。

16年前に七々美と対峙したが右腕を切断され敗北。

以降荒々しい性格は身を潜め達観した性格になったが口の悪さと強敵以外には本気を出さないのは変わらず。







◆ヴァルグ◆

オーク。

16年前に七々美と対峙し、すんでのところで敗北。

オーク種の中では珍しく紳士的だが繁殖力パワー共に絶大。

彼に惚れ込んでしまう人間の女性がいるとか。







◆ハカセ◆

魔物の繁殖の研究を行っている。

16年前の侵略には加担せずに魔界に留まっていたが、魔法少女の存在に興味を惹かれ今回は独断で魔物を引き連れてきた。

本人に性欲や戦闘能力はなく、興味本位で研究を行っている。

■ 禁断の種子

薄暗い夜の帳が降りる頃、古ぼけた研究室の窓から、星屑の瞬きが漏れ落ちていた。そこには、白衣の埃を纏い、眼鏡の奥でギラリと光る探究心を燃やす老人がいた。彼の名はハカセ。魔物の繁殖という、常軌を逸した研究に人生を捧げてきた男だ。16年前、魔界が地上を侵略した際、彼はその混乱に加わることなく、ただ観察者として魔界に留まっていた。しかし、あの時、圧倒的な力で魔界を退けた魔法少女たちの存在が、彼の知的好奇心を激しく刺激したのだ。そして今、彼は独断で魔物を引き連れ、再び地上へと降り立った。

「ふむ、実に興味深い。あの時、魔法少女たちによって散り散りになった遺伝子…それらがどのように変化し、どのような新たな可能性を生み出すのか…」

ハカセは、ガラス瓶に封じられた得体の知れない液体を弄びながら、独りごちた。彼の目的は、征服でも破壊でもない。ただ、純粋な探究心、それだけだった。

一方、16年前に魔法少女「るな」と「七々美」によって右腕を失った狼人間のカーンは、荒々しさを鳴りを潜め、達観したような静かな表情を湛えていた。だが、その瞳の奥には、未だ消えぬ闘争心が宿っている。

「あの頃の俺は若かった。無駄に血気にはやるばかりで、本当の力を見誤っていた。だが、あの魔法少女、七々美…奴との戦いは、俺に多くのことを教えてくれた。」

カーンは、かつて己の右腕が破壊された場所を、無意識のうちに撫でていた。彼は、ハカセが持ち込んだ魔物たちの中に、かつての自分と同じような、あるいはそれ以上の力を秘めた存在がいるのではないかと感じていた。

そして、オークのヴァルグ。彼は、16年前、七々美との対決で敗北寸前だった。オーク種としては異例の紳士的な態度と、その強大な繁殖力、そして圧倒的なパワーは、地上では知られていなかった。

「あの時の敗北…悔しい。だが、あの魔法少女の強さには敬意を払わざるを得ない。彼女の遺伝子…それを、この身に宿すことができれば、俺は更なる高みへ到達できるかもしれない。」

ヴァルグの顔には、複雑な感情が入り混じっていた。彼は、ハカセの研究に協力する代わりに、ある「契約」を求めていた。それは、彼が長年抱き続けてきた、ある人間女性との叶わぬ恋を成就させるための、禁断の力を手に入れることだった。

数日後、街の片隅で、ひっそりと暮らしていた女性、麻衣は、不意に奇妙な夢を見た。それは、暗闇の中で、巨大な狼の影に優しく抱きしめられる夢。そして、その隣には、温厚な顔つきのオークが、彼女に微笑みかけている夢だった。

「…何だったのかしら、あの夢…」

麻衣は、胸騒ぎを感じながらも、それを単なる夢だと片付けようとした。しかし、その日から、彼女の日常は静かに、しかし確実に、変容していく。

ハカセの研究室では、カーンとヴァルグが、ハカセの指示のもと、ある「実験」の準備を進めていた。それは、魔物の遺伝子と、人間の遺伝子を融合させるという、前代未聞の試みだった。

「ハカセ殿、本当にそんなことが可能なのでしょうか？我々魔物は、純粋な魔力の塊。人間の脆弱な肉体では…」

カーンは、訝しげにハカセに問いかけた。

「ふむ、カーン殿。君の懸念は理解できます。しかし、私は『魔法少女』の存在に注目しているのです。彼女たちは、人間の身体に、強大な魔法の力を宿している。そこに、魔物の繁殖力と、私の研究による遺伝子操作の技術を組み合わせれば、不可能ではない。」

ハカセは、眼镜を直し、自信満々に言い放った。

「それに、今回の実験の被験者には、特別な『素材』を用意してある。」

ハカセが指差したのは、ガラスケースの中に眠る、一人の若い女性だった。彼女は、数日前に街で誘拐された、七々美の娘、るなだった。

「るな…！あの魔法少女の娘か！」

カーンは、驚愕の表情を浮かべた。16年前、るなは、その母親である七々美と共に、魔界の侵略から世界を救った伝説の魔法少女だった。

「そう。彼女は、母親の強大な魔力を受け継いでいる。しかし、まだその力は開花していない。そこに、我々の遺伝子を移植することで、新たな『種』を生み出すことができる。」

ハカセは、冷酷な笑みを浮かべた。

一方、麻衣の身に、異変が起こり始めていた。彼女は、時折、体内に熱がこもり、衝動的な感情に駆られるようになった。そして、夜になると、あの夢が鮮明になり、狼男とオークの姿が、より一層、現実味を帯びてくる。

「まさか…あの夢は、単なる夢ではなかったのかしら…」

麻衣は、恐怖と、そして微かな期待を抱きながら、自分の体に起こる変化に戸惑っていた。

実験は、深夜の研究室で静かに始まった。ハカセは、るなの身体に、カーンとヴァルグの遺伝子を注入していく。るなの身体は、激しく痙攣し、苦痛に喘いだ。

「ぐっ…！なに、これ…！」

「もう大丈夫、るな。君は、我々の『母』となるのだ。」

ハカセは、冷たい声で語りかけた。カーンとヴァルグは、るなの苦痛を、複雑な表情で見守っていた。

数日後、麻衣は、悪夢にうなされるように目を覚ました。身体は鉛のように重く、しかし、内側からは、激しい衝動が湧き上がってくる。

「…私、どうしてしまったんだろう…」

彼女は、鏡に映る自分の姿を見て、愕然とした。瞳の色が、僅かに、しかし確実に、変わっていた。そして、その身体の奥底から、今まで感じたことのない、強大な力が、静かに、しかし力強く、目覚めようとしていた。

それは、禁断の種子が、地上で芽吹き始めた瞬間だった。魔法少女の娘、るなの中に宿った、魔物の遺伝子。そして、その影響を受けた、一人の人間の女性、麻衣。彼女たちの運命は、これから、どのように交錯していくのか。それは、誰にも予測できない、新たな物語の始まりだった。

ハカセの目的は、ただ一つ。魔物の繁殖という、究極の生命の謎を解き明かすこと。そのために、彼は、るなを、そして麻衣を、道具として利用する。カーンとヴァルグは、それぞれの思惑を胸に、その禁断の実験に加担する。

るなは、自らの身に起こった異変に、まだ気づいていない。しかし、彼女の体内に宿った「悪の遺伝子」は、静かに、しかし確実に、その存在を主張し始めていた。そして、麻衣は、その遺伝子の影響を受け、徐々に、自分自身を見失っていく。

夜空に、満月が静かに輝く。その光は、地上に降り注ぐ、禁断の種子を、祝福するかのように、優しく、そして妖しく、彼女たちを照らしていた。