【二次エロ】長編アニメ妄想特撮シリーズ マリトラレディ ラストバトル 大怪獣総進撃【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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マリトラレディ最大の危機！

救世主ヤマトラレディが登場する！

## マリトラレディ ラストバトル 大怪獣総進撃

「バッシャーン！」

濁流が、かつて穏やかな水面だった場所を激しく洗う。マリトラレディ、この星の守護者たる彼女は、その全身に泥と瓦礫を纏い、絶望の淵に立たされていた。巨大な咆哮が空気を震わせ、大地を揺るがす。それは、彼女が長年戦い続けてきた宿敵、宇宙怪獣ギガンテスの咆哮だった。

「まさか…ここまでとは…」

マリトラレディは、苦渋の表情で空を見上げた。ギガンテスだけではない。その背後には、想像を絶する数の異形の怪獣たちが、まるで黒い雲のように地平線を覆い尽くしていた。かつて激闘を繰り広げ、封印したはずの者たち、そして、その存在すら知らなかった未知の脅威。それら全てが、今、この星に解き放たれたのだ。

「これが…大怪獣総進撃…」

胸に手を当て、マリトラレディは呟いた。彼女の胸に灯る希望の光、「マリトラコア」の輝きが、かつてないほど弱々しく揺らめいている。全身に刻まれた無数の傷跡は、彼女の孤独な戦いの証だった。

「もう、一人で抱えきれない…」

彼女の唇から、かすかな悲鳴が漏れた。これほどまでに圧倒的な力の前では、マリトラレディ一人の力など、あまりにも無力だった。絶望が、彼女の心を冷たく染め上げていく。

その時、彼女の脳裏に、ある人物の姿が浮かんだ。それは、彼女と対立し、幾度となく激突した、もう一人の「レディ」の姿だった。

「ヤマトラレディ…」

ギガンテスの巨大な爪が、マリトラレディへと振り下ろされる。回避する余裕はなかった。覚悟を決めたマリトラレディが、その身を閃光へと変えようとした、その刹那。

「シュヴァアアアア！」

天を裂くような光が、ギガンテスの爪よりも早く、マリトラレディの前に降り注いだ。それは、星屑のように煌めき、しかし鋼鉄のように堅牢な、まばゆい光の壁だった。

「くっ…！」

ギガンテスの爪は、その光の壁に弾かれ、鈍い音を立てて虚空を掻いた。マリトラレディは、驚愕の表情で光の源を見た。

そこにいたのは、彼女が最後に望んだ、そして決して望むはずのなかった存在。

「ヤマトラレディ！」

全身を純白と黄金の輝きに包まれた、もう一人のレディ。その背には、巨大な翼が広がり、まるで聖母のようだった。しかし、その瞳には、かつての軽薄さは微塵もなかった。そこにあるのは、揺るぎない決意と、深い悲しみ。

「マリトラレディ…」

ヤマトラレディの声は、静かで、しかし圧倒的な力強さを孕んでいた。

「貴女一人で、この星の全てを背負う必要はない」

「あなた…なぜ…」

マリトラレディは、信じられないといった表情でヤマトラレディを見つめた。彼女は、この星の平和を脅かす存在として、ヤマトラレディを敵視し、排除しようとしてきた。なのになぜ、今、彼女を救うのか。

「…愚かな質問ね」

ヤマトラレディは、静かに微笑んだ。

「この星は、貴女だけの星ではない。そして、この星に生きる者全てが、誰かの希望なのよ」

彼女は、ギガンテスへと向き直り、その圧倒的な敵意を瞳に宿した。

「貴様たちの侵略は、ここで終わりだ。この星は、私が守る」

「グオオオオオ！」

ギガンテスは、ヤマトラレディの挑発に怒り狂い、全身から禍々しいオーラを放った。その周囲の怪獣たちも、一斉に咆哮を上げ、ヤマトラレディへと襲い掛かろうとする。

「だが、貴女も一人で戦う必要はない」

ヤマトラレディは、マリトラレディへと手を差し伸べた。その手は、黄金の光を放ち、温かく、そして力強かった。

「私と共に、この星を守ろう」

マリトラレディは、一瞬戸惑った。長年の対立、互いの傷つけ合った記憶。それらを乗り越え、共に戦うことなど、想像もしていなかった。しかし、彼女の目に映るのは、絶望に沈みゆく故郷の姿と、そして、彼女を信じて手を差し伸べるヤマトラレディの姿だった。

「…ええ」

マリトラレディは、力強く頷いた。彼女の「マリトラコア」に、再び希望の光が灯る。その光は、ヤマトラレディの光と呼応し、さらに力強く輝き始めた。

「この星を、我々の手で守り抜く！」

二人のレディは、互いに視線を交わし、決意を固めた。

「まずは、貴様からだ、ギガンテス！」

ヤマトラレディは、その両手を広げた。すると、彼女の全身から放たれる光が、さらに増幅していく。それは、まるで太陽が地上に降り注ぐかのような、圧倒的な光量だった。

「聖なる光よ、悪しき者たちを浄化せよ！」

ヤマトラレディの叫びと共に、まばゆい光の奔流がギガンテスへと向かって放たれた。それは、幾重にも重なり、まるで虹色の波のようにギガンテスを包み込む。

「グァアアアア！」

ギガンテスは、その光に焼かれるかのように苦悶の叫びを上げた。しかし、その巨体は簡単には倒れない。

「まだだ！」

マリトラレディは、自身の「マリトラコア」の輝きを最大に高めた。彼女の体から放出されるエネルギーは、青白く、しかし鋭く、ギガンテスの攻撃を凌駕するかのような勢いで増していく。

「我らが星の魂よ、力を貸せ！」

マリトラレディの叫びと共に、彼女の全身から放たれるエネルギー波は、ヤマトラレディの光と混ざり合い、さらに強力な一撃となった。それは、まるで二つの星が衝突するかのような、破壊的な力だった。

「ダブル・コスモ・スラッシュ！」

二人のレディが同時に放った、渾身の一撃が、ギガンテスの全身を貫いた。

「グオオオオオオオオ！」

ギガンテスの絶叫が、空気を震わせた。その巨体が、ゆっくりと崩壊していく。しかし、それは長くは続かなかった。

「まだだ…まだ終わらん…！」

ギガンテスの体から、無数の小さな怪獣たちが飛び出した。それらは、ギガンテスの意思を受け継ぎ、最後の抵抗を試みていた。

「なんてこと…！」

マリトラレディは、舌を巻いた。ギガンテスは、倒されてもなお、その脅威を拡散させている。

「大丈夫よ、マリトラレディ」

ヤマトラレディは、マリトラレディの肩に手を置いた。

「私たちがいる」

彼女の瞳に宿る、揺るぎない信頼。

「今度は、貴女の力も貸してほしい」

「…ええ！」

マリトラレディは、再び決意を固めた。

「あの怪獣たちも、私たちが守るべき存在を脅かす者たち。一人残らず、撃退しましょう！」

「そうよ」

ヤマトラレディは、微笑んだ。

「この星の未来は、私たちの手で切り拓くのよ！」

二人のレディは、背中合わせになった。もはや、そこには対立する者たちの姿はない。ただ、この星を守るという、強固な絆で結ばれた、救世主たちの姿があった。

「さあ、始めましょう！大怪獣総進撃！最後の戦いを！」

マリトラレディの言葉を合図に、二人のレディは、それぞれの光を放った。マリトラレディの青白い閃光は、荒々しく、しかし力強く。ヤマトラレディの黄金の光は、優しく、しかし慈悲深く。

二つの光は、重なり合い、絡み合い、そして、この星を脅かす全ての怪獣へと、浄化の光として降り注いだ。

「グオアアア！」

「キャアアア！」

怪獣たちの悲鳴が、空気を震わせる。しかし、その悲鳴も、やがて静寂へと変わっていく。二人のレディの連係プレーは、完璧だった。マリトラレディの力強い攻撃で怪獣たちの体勢を崩し、ヤマトラレディの慈悲深い光で、その暴走した魂を鎮める。

「まだまだいるわ！」

「任せて！」

互いに声を掛け合い、二人のレディは、文字通り、文字通り、大地を駆けた。空を飛び、海を潜り、そして、地底へと潜む怪獣たちさえも、その光の網で捕らえ、浄化していく。

「あの、ギガンテスの残骸から、また新たな怪獣が…！」

マリトラレディが叫ぶ。しかし、ヤマトラレディは冷静だった。

「心配ないわ。あれは、ギガンテスの力の残滓。私たちが、それを糧にして、この星に平和を呼び戻しましょう」

彼女は、ギガンテスの残骸へと手をかざした。すると、残骸から放たれる禍々しいエネルギーが、ヤマトラレディの手に吸い込まれていく。そして、そのエネルギーは、彼女の体の中で、純粋な生命の光へと変換されていく。

「これぞ、真の再生…！」

マリトラレディは、感嘆の声を漏らした。

「貴女は、私たちを救ってくれる」

「いいえ、マリトラレディ」

ヤマトラレディは、優しく微笑んだ。

「貴女も、私を救ってくれたのよ」

彼女の瞳には、かつてのマリトラレディへの敵意は、もうどこにもなかった。そこにあるのは、共に戦った者への、そして、この星への、深い愛情だった。

やがて、空を覆っていた怪獣たちの黒い雲は、消え去った。地平線に、かつての穏やかな緑が、ゆっくりと顔を出す。濁流も、徐々にその勢いを弱め、静かに流れていく。

「終わった…」

マリトラレディは、安堵のため息をついた。

「ええ」

ヤマトラレディは、マリトラレディの隣に立ち、共に夕日を眺めた。

「でも、これで終わりではないわ」

「え？」

「この星には、まだ守るべきものがたくさんある。そして、私たちには、まだ果たすべき使命がある」

彼女の言葉は、静かだったが、マリトラレディの心に深く響いた。

「ええ、そうね」

マリトラレディは、ヤマトラレディの言葉に同意した。

「これからは、貴女と共に、この星の未来を築いていきましょう」

「ええ、マリトラレディ」

二人のレディは、静かに微笑み合った。夕日の光が、彼女たちの全身を黄金色に染め上げる。

「マリトラレディ、ヤマトラレディ。この二つの光が、この星の、永遠の守護者となるだろう」

そう、この物語は、終わらない。マリトラレディとヤマトラレディ。対立し、そして共に手を取り合った二人の救世主は、これからも、この星の平和を守り続けるのだ。

「大怪獣総進撃」は、終わった。しかし、それは、新たな伝説の始まりに過ぎない。