【エロ動画】ふたなり娘たちの日常 Shot.10 ガングロ乱交 THE NOVEL【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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当作品は過去作CGを利用したリメイク作品です。
シナリオはオリジナルを踏襲しつつ、テキストを新規に書き下ろしています。
過去作をお持ちの方は、以上をご理解した上でご購入下さいませ(ΦωΦ)ペコリ

作品形式:Windows用ノベルゲーム(exe実行形式)
ゲーム解像度:1280×720ピクセル(16:9/フルスクリーン対応)
CG解像度:1920×1080ピクセル(16:9/FHD)※CGモード/回想モードあり

## 黒蜜色の太陽とざわめきの午後

眩しい日差しが、コンクリートジャングルの隙間を縫って、無機質なアスファルトを焦がしていた。渋谷のスクランブル交差点は、今日も例外なく、押し寄せる人間の波で埋め尽くされている。その喧騒の中に、ひときわ異彩を放つ集団がいた。

肌は小麦色を通り越して黒く、厚塗りの白いシャドウと真っ赤なルージュが、ギラギラと太陽光を反射している。ルーズソックスをクシュクシュとさせた足元、短すぎるスカートから伸びる健康的な脚。彼女たちは、紛れもなくガングロギャルだった。

その中心にいるのは、瞳と亜美だ。幼馴染であり、高校からの親友。そして、誰にも打ち明けられない秘密を共有するパートナー。彼女たちは、男と女、両方の性を宿した「ふたなり」だった。

「あー、マジあちー！ 溶けるって！」

瞳がオーバーリアクションで叫び、首にかけたタオルで額の汗を拭う。亜美は涼しい顔で、日傘を差し、スマホをいじっていた。

「溶ける前に、アイスでも食うか？ あそこのサーティワン、新作出てたじゃん」

亜美の提案に、瞳は目を輝かせた。

「マジ！？ 行く行く！ チョー行きたい！」

二人は、スクランブル交差点を抜け、人混みを掻き分けながら、サーティワンへと向かった。周りの視線など、まるで気にしていない。それが、彼女たちの日常だった。

サーティワンに着くと、店内は冷房が効いていて、生き返るようだった。瞳はダブルを、亜美はトリプルを注文し、店の奥のテーブル席に陣取った。

「ねえ、今日さ、例の場所、行く？」

瞳が、アイスクリームを頬張りながら、小声で尋ねた。亜美は、意味ありげな笑みを浮かべた。

「もちろん。予約済みだよ。今日は、新しいメンツも来るらしいし、楽しみじゃん？」

「マジで！？ 誰が来るの？」

「それは、行ってからのお楽しみ」

亜美はいたずらっぽくウインクした。瞳は、期待と不安が入り混じった表情で、アイスクリームを平らげた。

「例の場所」とは、渋谷の裏通りにある、小さな雑居ビルの地下にある会員制のクラブだった。そこは、普通のクラブとは少し違っていた。年齢も、性別も、関係なく、欲望のままに体を重ね合わせる、秘密の場所だった。そして、瞳と亜美は、そのクラブの常連であり、ある意味、特別な存在だった。

夕方になり、二人はそれぞれ自宅へ戻り、夜に向けて準備を始めた。

瞳は、鏡の前で念入りにメイクを施した。漆黒のアイライン、ボリュームたっぷりのつけまつげ、そして、真っ赤なルージュ。普段は隠している、男としての部分を強調するように、短く刈り上げた髪をワックスで無造作に立たせた。

亜美は、セクシーな黒のミニワンピースに身を包んだ。胸元は大胆に開いており、豊満なバストが露わになっている。長い髪をコテで巻き、香水を振りかけた。彼女は、完璧な女性を演じようとしていた。

夜10時、二人は、再び渋谷で合流した。クラブへ向かう道すがら、街は一層騒がしくなり、ネオンがギラギラと輝いている。

「緊張するね」

瞳が、小さく呟いた。

「大丈夫。いつものように楽しめばいいんだよ」

亜美は、瞳の肩を抱き寄せ、励ました。

クラブの入り口に着くと、屈強な黒服が二人をチェックした。会員証を提示すると、黒服は無表情でドアを開けた。

クラブの中は、想像以上に熱気に包まれていた。爆音の音楽、きらびやかな照明、そして、欲望渦巻く人々の熱い視線。瞳と亜美は、互いに顔を見合わせ、覚悟を決めた。

奥のVIPルームに案内されると、そこにはすでに数人の男女が集まっていた。見慣れた顔もあれば、初めて見る顔もあった。全員、どこか狂気を孕んだような、危険な雰囲気を漂わせていた。

亜美は、慣れた手つきでシャンパンを注ぎ、乾杯の音頭を取った。

「今夜も、最高の夜にしましょう！」

グラスがぶつかり合う音、そして、狂騒の夜が幕を開けた。

音楽が徐々に激しさを増し、人々の興奮も最高潮に達した。瞳と亜美は、他の男女と体を寄せ合い、踊り狂った。視線が絡み合い、言葉はいらない。ただ、求め合う。

やがて、誰からともなく、服を脱ぎ始めた。欲望の赴くままに、肌と肌が触れ合い、絡み合う。嬌声、喘ぎ声、そして、激しい鼓動。

瞳は、男としても、女としても、その場にいる誰よりも激しく、誰よりも深く、快楽に溺れていった。亜美もまた、瞳を抱きしめ、二人だけの秘密を確かめ合うように、深くキスを交わした。

時間は、狂ったように過ぎていった。意識が朦朧とする中、瞳はふと思った。

「これは、本当に幸せなのだろうか？」

しかし、すぐにその疑問は、快楽の波に飲み込まれていった。

朝になり、二人は、疲れ切った体を引きずりながら、クラブを後にした。太陽は、すでに高く昇り、渋谷の街を明るく照らしていた。

「楽しかったね」

亜美が、小さく呟いた。

「…うん」

瞳は、曖昧に答えた。

二人は、特に言葉を交わすこともなく、それぞれの家へと帰っていった。

部屋に戻り、シャワーを浴びた後、瞳はベッドに倒れ込んだ。天井を見上げながら、昨夜の出来事を思い出していた。激しい快感、そして、空虚感。

ふと、彼女は、自分の体を見つめた。男と女、両方の性を宿した、複雑な体。

「私は、一体、何なんだろう？」

瞳は、静かに涙を流した。

彼女は、自分の存在意義を見つけられないまま、今日もまた、渋谷の街に繰り出すのだろう。ガングロギャルとして、ふたなり娘として、そして、一人の人間として。

黒蜜色の太陽の下で、彼女のざわめきは、今日もまた、誰にも届かない。

(終わり)