【エロ動画】Low Angles【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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◆【 ローアングル限定動画。】◆


【ご注意:その1】

　作品の性質上、乳揺れ少なめです。

　　extra(おまけ)でややカバー。


【ご注意:その2】

　基本は従来どおりの手描きですが、一部のシーンにおいては、

　「ぐるぐる研究所」様の「ぐるぐるセクシー大作戦」を、使用させて頂きました。




・本作は、吉里吉里/KAG3にてオーサリングされています。


・(女学生)CV:小七瀬 ハル

## ローアングルの向こう側

照りつける夏の陽射しが、アスファルトを揺らめかせていた。蝉の鳴き声が耳を劈くように響き渡る。僕は、使い古されたリュックを背負い、汗ばんだ手でデジタル一眼レフカメラを握りしめていた。レンズの先には、どこにでもいるような、制服姿の女子高生の姿があった。

彼女の名前は、恐らく知らない。知り合うつもりもない。僕の視線は、ただひたすらに、彼女のスカートの裾へと注がれている。そして、彼女の動きに合わせて、カメラを微調整し、ローアングルで捉える。

僕は、ローアングル限定動画を制作する、いわゆる”撮り鉄”ならぬ”撮り女”の一人だ。

きっかけは、数年前に偶然見つけた匿名掲示板だった。「ローアングル」「パンチラ」「チラリズム」といったキーワードが飛び交うその世界に、僕は一瞬で魅了された。日常に潜む、非日常的なエロス。隠された禁断の領域を覗き見る快感。それは、僕にとって麻薬のようなものだった。

最初は、スマートフォンで近所の女子高生を隠し撮りする程度の、ささやかな行為だった。しかし、徐々にエスカレートしていき、より高画質、より鮮明な映像を求めるようになった。そして、中古で手に入れたデジタル一眼レフカメラを手に、本格的な”撮影”を始めたのだ。

今日のターゲットは、小七瀬ハルというらしい。通学路の途中で見かけた、ごく普通の女子高生だ。茶色の髪を肩まで伸ばし、少し気弱そうな印象を与える。しかし、その控えめな佇まいこそが、僕の欲望を掻き立てるのだ。

ハルは、交差点で信号待ちをしていた。僕は、彼女から少し離れた場所で、カメラを構える。レンズ越しに見える、彼女の白いソックスとローファーの間から覗く、ほんの少しの素肌。それが、僕の心臓を激しく鼓動させた。

信号が青に変わり、ハルが歩き出す。僕は、彼女の後ろをゆっくりと追いかけながら、ローアングルで撮影を続ける。時折、スカートが風に煽られ、太腿の付け根が垣間見える。その瞬間を、僕は決して見逃さない。

撮影に集中するあまり、周囲の状況に全く注意を払っていなかった。気づけば、僕はハルのすぐ後ろを歩いていた。彼女は、何かを感じたのか、少し警戒した様子で、後ろを振り返った。

「…あの、何か用ですか？」

ハルの声は、予想以上に小さく、震えていた。僕は、咄嗟にカメラを隠し、平静を装った。

「いや、別に。ただ、道を聞きたかっただけだよ」

僕は、適当な場所を指差し、そう答えた。ハルは、僕の言葉を疑わしげな表情で聞いていたが、すぐに道を教えてくれた。僕は、感謝の言葉を述べ、彼女から離れた。

心臓が、まだ激しく脈打っている。ハルに気づかれたかもしれないという恐怖と、彼女の怯えた表情を見たことによる罪悪感が、僕を苛んだ。しかし、同時に、彼女の素の表情を捉えられたことに対する、ある種の達成感も感じていた。

僕は、近くの公園で休憩することにした。ベンチに座り、リュックからペットボトルの水を出し、喉を潤す。頭の中では、先ほどの撮影映像がリプレイされていた。ローアングルで捉えられた、ハルのスカートの裾、白いソックス、そして、ほんの一瞬だけ見えた太腿の付け根。それは、僕にとって至高の瞬間だった。

公園には、子供たちが遊ぶ声が響いていた。母親たちが、楽しそうに談笑している。その光景を眺めていると、ふと、自分のしていることの異常さに気づかされた。僕は、一体何をしているんだろうか。ただ、他人のプライバシーを侵害し、欲望を満たすだけの存在になっているのではないか。

僕は、動画編集ソフトを立ち上げ、先ほどの撮影映像をチェックした。しかし、以前のように、興奮や高揚感は湧いてこなかった。むしろ、ハルの怯えた表情が脳裏に焼き付いて離れず、不快な感情だけが残った。

僕は、動画編集ソフトを閉じ、パソコンをシャットダウンした。そして、リュックからカメラを取り出し、公園のゴミ箱に投げ捨てた。

カメラを失った僕は、途方に暮れた。これまで、ローアングル動画の制作に費やしてきた時間と情熱は、一体何だったのだろうか。虚無感だけが、僕を包み込んだ。

家に帰ると、パソコンを開き、あるサイトを訪れた。それは、「ぐるぐる研究所」という、アダルトゲーム制作会社の公式サイトだった。

以前、ローアングル動画の制作に行き詰まりを感じていた時、僕は、手描きのアニメーションを参考にしようと思い、このサイトを訪れたことがあった。「ぐるぐるセクシー大作戦」という、ローアングルに特化した作品を見て、僕は衝撃を受けた。アニメーションの技術はもちろんのこと、アングルや構図の斬新さに、圧倒されたのだ。

僕は、その時、ふと思った。実写のローアングル動画を撮影するのではなく、自分でローアングルに特化したゲームを作れば、もっと自由に、自分の理想とする世界を表現できるのではないか、と。

吉里吉里/KAG3というゲームエンジンは、以前から少し触っていたことがあった。プログラミングの知識はほとんどなかったが、チュートリアルサイトを見ながら、簡単なテキストアドベンチャーゲームを作ったことがある。

僕は、改めて吉里吉里/KAG3の公式サイトを開き、チュートリアルを読み始めた。そして、徐々に、ゲーム制作に必要な知識を習得していった。

それから数ヶ月後。僕は、完成したゲームを、ネット上に公開した。タイトルは、「ローアングルの向こう側」。ローアングルに特化した、アダルトゲームだ。

主人公は、ローアングル動画の撮影にハマっている青年。彼は、ある女子高生に恋をし、彼女をローアングルで撮影しようと試みる。しかし、彼女との交流を通して、彼は自分の欲望の歪みに気づき、更生していく。

ゲームには、小七瀬ハルという名前のキャラクターが登場する。彼女は、主人公の欲望の対象でありながら、同時に、彼を救う存在でもある。CVは、音声合成ソフトを使って、自分で作った。

ゲームは、予想以上に好評だった。プレイヤーからは、「ローアングルの表現が素晴らしい」「ストーリーが感動的だ」「キャラクターが魅力的だ」といったコメントが寄せられた。

僕は、自分の作ったゲームが、多くの人に受け入れられたことに、大きな喜びを感じた。そして、ローアングル動画の制作をやめ、ゲーム制作に転向したことを、心から良かったと思った。

もちろん、ローアングルに対する興味が完全に消えたわけではない。しかし、それは、以前のような、他人を傷つけるものではなく、自分の創造性を表現するための手段へと変わった。

僕は、これからも、ローアングルをテーマにしたゲームを作り続けていくだろう。そして、いつか、小七瀬ハル本人に、自分の作ったゲームを見てもらい、感想を聞いてみたい。

彼女は、きっと笑ってくれるだろう。そして、「あなたのゲーム、面白かったですよ」と言ってくれるだろう。

僕は、そう信じている。