【二次エロ】メ○ガキ格闘技わからせ【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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メ○ガキを育てていると主人公よりも強くなってしまうかもしれない・・・

そうなると立場が逆転してしまうだろう。

ほどほどになるように注意しよう。

## 逆転の兆し

「ったく、またかよ。昨日も言っただろ？　もっと下から打てって」

俺、藤崎涼介は、目の前の少年を睨みつけた。涼介、２８歳、元アマチュアボクシング日本代表。今は、趣味で始めたスパーリングジムのトレーナーとして、才能の片鱗を見せる子供たちを育てている。その中でも、群を抜いているのが、こいつ、神崎蓮。１５歳。

「だって、涼介トレーナー、速いんだもん」

蓮は、悪びれる様子もなく、ニカッと笑った。その顔は、まさしく「メ○ガキ」という言葉がぴったりの、生意気で憎めない、そんな子供だった。

蓮との出会いは、半年ほど前。母親に連れられてジムにやってきた。初めは、ただのやんちゃなガキだと思っていた。しかし、サンドバッグを打つ姿を見た瞬間、俺の目は変わった。驚くほど正確なフォーム、それでいて力強いパンチ。しかも、それを「楽しんでいる」という、子供らしからぬ光景。

「おい、お前、ボクシングやったことあんのか？」

思わずそう尋ねると、蓮は得意げに胸を張った。

「ないよ！　でも、テレビで見た！　涼介トレーナーも、テレビで見てた！」

「……」

俺は、思わず苦笑いするしかなかった。才能ってのは、こういうものなのかもしれない。天賦の才に、類稀なる運動神経。そして、何よりも、ボクシングへの純粋な「楽しさ」。

それからというもの、俺は蓮の専属トレーナーになった。いや、正確には、俺が蓮のトレーニングに夢中になった、と言った方が正しいだろう。教えれば教えるほど、蓮は吸収していく。俺が持っている知識、経験、技術。それを、あっという間に自分のものにしてしまう。

「涼介トレーナー、次は右のフック、もっと鋭く！」

「お前、俺に指示してるのか？」

「だって、そうしないと、涼介トレーナー、すぐに避けちゃうじゃん！」

そう、それが問題だった。最初は、俺が手加減をして、蓮に「勝った」という達成感を与えようとしていた。だが、いつからか、俺は本気になっていた。蓮のパンチは、もはや子供のパンチではない。的確に、そして力強く、俺のガードの隙間を縫って飛んでくる。

「くそっ、やるな！」

スパーリングは、いつも白熱した。俺は、元日本代表としての意地とプライドにかけて、蓮に負けるわけにはいかない。だが、蓮もまた、俺を「倒す」ことを目標に、猛烈な勢いで成長していた。

「涼介トレーナー、今日も勝てなかったね。でも、次こそは！」

スパーリングが終わるたび、蓮はそう言って、悔しそうに、しかしキラキラした瞳で俺を見上げる。その顔を見るたび、俺は複雑な気持ちになった。

「お前、本当に１５歳か？」

俺は、思わずそう呟いた。

「うん！　もうすぐ１６歳！」

「……。そろそろ、俺が教えること、なくなってきたな」

俺は、正直な気持ちを口にした。蓮の成長は、俺の想像を遥かに超えていた。もはや、俺が彼に教えられることは、ほとんどない。むしろ、彼から学ぶことの方が多いのかもしれない。

「えー！　そんなこと言わないでよ、涼介トレーナー！」

蓮は、必死に俺を引き止めようとする。その声には、子供らしい純粋な「寂しさ」が滲んでいた。

「だって、涼介トレーナーとスパーリングするの、一番楽しいんだもん」

その言葉に、俺は胸が締め付けられるような感覚を覚えた。彼にとって、俺は、単なるトレーナーではなく、最高の「遊び相手」であり、「目標」だったのだろう。

「わかってるよ。でもな、蓮。お前には、もっと大きな舞台が待ってる」

俺は、蓮の頭を優しく撫でた。

「世界チャンピオンとか、なるのかな？」

「ああ、なるさ。お前なら、きっと」

俺は、心からそう思った。しかし、同時に、ある不安もよぎった。もし、蓮が俺よりも強くなってしまったら？　そうなった時、俺たちの関係はどうなるのだろう？　トレーナーと選手。教える者と教わる者。その関係が、逆転してしまうのではないか？

「涼介トレーナー、俺、もっと強くなりたい！　涼介トレーナーに、絶対勝つ！」

蓮は、力強く拳を握りしめた。その言葉には、迷いのない決意が宿っていた。

「……ああ。受けて立つよ」

俺は、そう答えることしかできなかった。

その夜、俺は一人、バーでウィスキーを飲んでいた。グラスを傾けながら、蓮のことを考えていた。彼の才能は、まさに規格外だ。このまま成長すれば、あっという間に俺のレベルを超えるだろう。

「メ○ガキ格闘技わからせ」

ふと、そんな言葉が頭をよぎった。俺が蓮を育てているのは、彼に格闘技の厳しさを教え、一人前の男に育てたい、という思いからだ。しかし、このままでは、彼に「わからせられる」のは、俺の方かもしれない。

「ほどほどになるように注意しよう」

昔、俺の師匠がそう言っていたことを思い出した。才能のある若手を育てる時、トレーナーは常にその「バランス」を意識しなければならない、と。強くなりすぎるのも、弱いままでいるのも、どちらも良くない。

「でも、あのガキは、止まらねえんだよなあ」

俺は、苦笑いしながら、グラスに残ったウィスキーを飲み干した。

翌日、ジムに顔を出すと、蓮が俺を待ち構えていた。

「涼介トレーナー、おはよう！　今日は、俺、涼介トレーナーに本気で勝ちに来たから！」

その目は、昨日よりもさらに鋭く、闘志に満ちていた。俺は、心の中でため息をついた。

「わかってるよ。でも、俺だって、そう簡単に負けるわけにはいかねえんだ」

俺は、トレーニングウェアに着替え、グローブをつけた。

スパーリングが始まった。初めは、いつものように、俺が蓮の攻撃を捌き、カウンターを狙っていく。しかし、数分も経たないうちに、蓮のスピードが明らかに増していることに気づいた。パンチの軌道、間合い、全てが、昨日とは違う。

「な、なんだ、このスピードは…」

俺は、思わず唸った。蓮のパンチが、俺のガードの隙間を、まるで魔法のようにすり抜けていく。そして、その一撃一撃が、確実に俺の体に響く。

「涼介トレーナー、まだ本気出してないでしょ？」

蓮は、息一つ乱さずに、俺に挑発してきた。

「ち、うるせえ！」

俺は、必死に反撃する。しかし、蓮の動きは、まるで俺の動きを予見しているかのようだ。俺のパンチは、ことごとく空を切り、蓮のパンチが、次々と俺の体に突き刺さる。

「ぐっ…！」

顔面に強烈な右ストレートを食らい、俺はよろめいた。視界がぐらつき、耳鳴りがする。

「涼介トレーナー、俺、勝つよ！」

蓮の声が、遠くから聞こえてくる。そして、次の瞬間、俺の意識は暗闇に沈んだ。

「……」

気がつくと、俺はマットの上に倒れていた。全身が痛む。しかし、それ以上に、俺の心は、ある感情で満たされていた。それは、悔しさ。そして、驚き。

「……やるじゃねえか」

俺は、ゆっくりと体を起こした。目の前には、興奮した面持ちで、俺を見下ろす蓮の姿があった。

「涼介トレーナー！　俺、勝った！　初めて、涼介トレーナーに勝った！」

蓮は、歓喜の声を上げた。その顔には、子供のような純粋な喜びが溢れていた。

俺は、蓮の顔を見て、ふと笑みがこぼれた。

「ああ、勝ったな。おめでとう、蓮」

俺は、蓮の拳を、自分の拳で優しく叩いた。

「で？　これからどうするつもりだ？　俺に勝ったんだ。もう、俺が教えることは、何もないだろ？」

蓮は、俺の言葉に、一瞬、戸惑ったような顔をした。

「え…？」

「俺がお前を育てた。お前は、俺を越えた。もう、俺の役割は終わりだ」

俺は、そう言った。しかし、それは、本心ではなかった。俺は、蓮に「負けた」。しかし、それは、俺にとって、最高の「勝利」でもあったのだ。

「そんな…！　じゃあ、俺、もう涼介トレーナーとスパーリングできないの？」

蓮の声に、不安が混じる。

「ふっ…」

俺は、もう一度笑った。

「馬鹿野郎。俺がお前をここまで育てたのは、お前が俺を越えるためじゃない。お前が、この世界で、誰よりも輝くためだ」

俺は、蓮の肩を掴んだ。

「俺は、お前を、世界チャンピオンにする。そのために、俺は、お前のセコンドにつく」

蓮は、俺の言葉を、ただ、ぽかんと聞いていた。

「セコンド…？」

「ああ。俺は、もうお前のトレーナーじゃない。だが、お前の「戦友」にはなれる。お前が、この世界で、最高に輝くために、俺は、ずっとお前の傍にいる」

蓮の顔に、ゆっくりと表情が戻ってきた。そして、彼の顔は、先ほどまでの興奮とは違う、新たな決意に満ちていた。

「涼介トレーナー…！　俺、涼介トレーナーと一緒に、世界一になる！」

蓮は、力強くそう叫んだ。

俺は、蓮の顔を見て、微笑んだ。

「ああ。約束だ」

俺は、心の中で誓った。この「メ○ガキ」に、格闘技の厳しさと、その素晴らしさを、俺はこれからも教えていく。そして、いつか、彼がこの世界で、誰よりも輝く日を、俺は、セコンドとして、その傍で、見守り続けるだろう。

「ほどほどになるように注意しよう」

あの言葉は、もはや俺たちには関係ない。俺は、この「メ○ガキ」が、どこまで高く飛んでいくのか、その目でしっかりと見届けなければならないのだから。そして、その旅路の果てに、俺は、彼と共に、新たな「逆転」の物語を、紡いでいくのだろう。