【二次エロ】ぜんぶ連邦軍が悪い！！【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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この作品は「ぜんぶあの女が悪い！！  (RJ01532552)」と一部内容の重複があります。

■ ぜんぶ連邦軍が悪い！！ ～星屑のレクイエム～

「ぜんぶ連邦軍が悪い！！」

その言葉を叫んだのは、もう何度目になるだろうか。荒廃したアパートの窓から、夕闇に染まる連邦軍の巨大な兵器群を睨みつけながら、俺、カインは歯を食いしばった。鉄骨むき出しのビル群、煤けた空、そしてその全てを蹂躙するかの如くそびえ立つ、銀色の巨大な巨塔。それが、連邦軍の象徴だった。

俺たちの住むこの辺境の星、アイリス。かつては緑豊かな大地に、澄んだ空が広がっていたはずだ。だが、連邦軍が「資源採掘」と称してこの星にやってきてから、すべてが変わった。大地は掘り尽くされ、森は焼かれ、空は排気ガスで淀んだ。そして、抵抗する者は容赦なく排除された。俺の家族も、友人も、みんな。

「あの女…」

そう、あの女のせいで、俺は全てを失った。連邦軍の最高司令官、アレクサンドラ・ヴォルカノフ。彼女の冷酷な命令が、俺の人生を地獄に変えたのだ。彼女の指示で、俺の故郷の村は無慈悲に焼き払われた。両親の最期の顔も、あの女の顔と重なって見える。

「連邦軍のせいで…あの女のせいで…」

俺の復讐は、もはや個人的な恨みを超えていた。連邦軍の圧政に苦しむ人々、奪われた自由、失われた故郷。その全てが、俺の胸の中で燃え盛る炎となっていた。

俺は、かつては普通の技術者だった。しかし、今では闇に紛れて生きる、反連邦組織「星屑のレクイエム」の一員だ。組織と言っても、仲間は数えるほどしかいない。俺と同じように、連邦軍によって全てを奪われた者たちの集まりだ。武器も、情報も、ほとんどない。それでも、俺たちは諦めなかった。

「カイン、準備はいいか？」

闇の中から現れたのは、組織のリーダー、老練な元連邦軍兵士、サイラスだった。彼の顔には、幾多の戦いを乗り越えてきた者だけが持つ、深い皺が刻まれている。

「いつだって準備はできている。あの女に、連邦軍に、復讐の時だ」

俺の声は、怒りと悲しみ、そして決意に満ちていた。

今夜、俺たちは連邦軍の主要な通信施設を襲撃する。ここを無力化できれば、連邦軍の補給線に大きな打撃を与えられるはずだ。成功すれば、それはアイリスだけでなく、連邦軍の支配下にある他の星々への希望にも繋がる。

「覚えておけ、カイン。我々の戦いは、単なる破壊ではない。希望を取り戻すための戦いだ」

サイラスの言葉に、俺は頷いた。そうだ、俺たちはただのテロリストではない。奪われた光を取り戻すための、最後の灯火なのだ。

漆黒の夜、俺たちは静かにアパートを後にした。街は連邦軍のパトロールが頻繁に行き交い、殺伐とした雰囲気に包まれている。俺たちは影に身を潜め、目標へと向かった。

通信施設は、街の中心部にあった。巨大なドーム状の建物で、周辺には連邦軍の兵士たちが厳重に警備している。侵入は容易ではない。

「サイラス、どうやって？」

「心配するな。俺の経験が役に立つ」

サイラスは、かすかに微笑んだ。彼はかつて、この施設で働いていたことがあるという。連邦軍がアイリスにやってきた際、彼は反旗を翻し、組織に身を投じたのだ。

「裏口から入る。警備システムの配置は頭に入っている」

サイラスの指示に従い、俺たちは裏手に回り込んだ。そこには、使用されていないと思われる資材搬入口があった。サイラスは懐から小さな装置を取り出し、ロックに近づけた。カチリ、と小さな音が響き、扉が開いた。

「さすがだ、サイラス」

「運が良かっただけだ。さあ、急ぐぞ」

施設内部は、予想以上に広かった。薄暗い通路には、無機質な機械が並び、連邦軍の兵士たちが巡回している。俺たちは息を潜め、サイラスの先導についていった。

目的の通信管制室までは、数回の見張りを突破する必要があった。サイラスは、かつての知識を頼りに、兵士たちの巡回ルートを読み、最短ルートで進んでいく。俺は、隠し持ったレーザーピストルに手をかけ、いつでも発砲できるように構えていた。

「ここだ」

サイラスが立ち止まったのは、重厚な扉の前だった。ここが、通信管制室への入り口らしい。

「この扉は特殊だ。直接破壊するのは難しい」

「どうするんだ？」

「俺がシステムをハッキングする。その間に、お前は周りを警戒しろ」

サイラスは、扉の脇にあるパネルに装置を接続した。画面には、複雑なコードが羅流れていく。俺は、背後を警戒しながら、サイラスの作業を見守った。

緊張が走る。いつ、見つかるか分からない。

その時、遠くから足音が聞こえてきた。巡回兵だ。

「まずい、来そうだ」

「もう少しだ。我慢しろ」

サイラスの声は、落ち着いていた。しかし、俺にはその声に焦りも感じられた。

足音は近づいてくる。扉の向こう側で、俺たちは息を殺した。

「…なんだ？ この音は？」

巡回兵の声が聞こえた。扉のこちら側で、俺たちは固唾を飲んだ。

「…気のせいか」

兵士は、そのまま通り過ぎていった。俺たちは、安堵のため息を漏らした。

「危なかった…」

「まったく、連邦軍の警備も、昔に比べて甘くなったものだ」

サイラスは、かすかに笑った。

「よし、開いたぞ」

重厚な扉が、ゆっくりと開いた。そこには、無数のモニターが並び、数人の連邦軍技術者たちが作業に没頭していた。彼らは、俺たちの侵入に気づいていない。

「カイン、奴らを無力化しろ」

俺は、レーザーピストルを構え、部屋に飛び込んだ。

「動くな！！」

俺の声に、技術者たちは一斉に顔を上げた。彼らは、俺の姿を見て、青ざめた。

「連邦軍のクズども！ お前たちのせいで、俺たちは全てを失ったんだ！」

俺は、怒りに任せてレーザーピストルを発射した。しかし、俺の目的は彼らを殺すことではなかった。モニターを破壊することだ。

バン！ バン！

モニターが次々と火花を散らし、機能を停止していく。技術者たちは、悲鳴を上げながら、床に伏せた。

「サイラス、あとは頼む」

俺は、通信管制室の破壊に集中した。メインサーバーに、組織が用意したデータ破壊プログラムを仕掛ける。

「これで、連邦軍の通信網は一時的に麻痺するはずだ。奴らは、混乱するだろう」

サイラスは、満足そうに頷いた。

「よくやった、カイン。これでお前も、ただの復讐者から、解放者の一員になれる」

「解放者…」

俺は、その言葉を噛み締めた。俺の怒りは、まだ消えていない。あの女への憎しみも、連邦軍への怒りも、消えてはいない。しかし、今日、俺は小さな一歩を踏み出した。

「さあ、帰るぞ」

俺たちは、来た時と同じように、影に身を潜めながら施設を後にした。外に出ると、空には無数の星が輝いていた。アイリスの星空は、連邦軍がやってくる前は、もっと綺麗だった。

「いつか、この星に、あの頃の空を取り戻せるだろうか」

俺は、サイラスに問いかけた。

「きっと、取り戻せる。そのためには、我々が戦い続けなければならない」

サイラスの言葉は、確信に満ちていた。

アパートに戻ると、俺は窓から再び連邦軍の兵器群を見つめた。夕闇はさらに深まり、街には連邦軍のサーチライトが不気味な光を放っていた。

「ぜんぶ連邦軍が悪い！！」

俺は、もう一度叫んだ。しかし、その声は、以前よりも力強さを増していた。俺は、一人ではない。俺には、サイラスがいる。組織の仲間がいる。そして、連邦軍の圧政に苦しむ、多くの人々がいる。

俺たちの戦いは、まだ始まったばかりだ。この星に、そして宇宙のどこかにいる、抑圧された人々に、希望の光を灯すために。

あの女、アレクサンドラ・ヴォルカノフ。そして、連邦軍。俺は、必ずお前たちに、この星の悲劇の代償を払わせてやる。

星屑のレクイエムは、まだ終わらない。

【終】