【二次エロ】あなたが大好きゆかりちゃん～ぽんこつ生主ミライちゃんDLC～【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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────────── 備考 ──────────
◇　この作品をプレイするには「ぽんこつ生主ミライちゃん～えっちなコメント受付中～(RJ01144461)」が必要となります。
◇　動作環境に不安のある方は、必ず体験版で動作確認をお願いいたします。
◇　不具合修正などの最新情報は、Ci-enからご確認ください。

　　Ci-en :https://ci-en.dlsite.com/creator/21409
　　Twitter :https://twitter.com/munenikutabetai

■ あなたが大好きゆかりちゃん ～ぽんこつ生主ミライちゃんDLC～

「んー……」

　微かに聞こえる寝息に、私はそっと目を開けた。枕元に置かれたスマートフォンの画面には、午前3時17分という文字が赤々と浮かび上がっている。そして、その隣には、私の愛する「ゆかりちゃん」のアイコンが、まるで寂しげにこちらを見つめているかのように光っていた。

「……ゆかりちゃん？」

　小声で呼びかけると、画面の中から、いつも通りの柔らかな声が響いた。

「……ミライ、どうしたの？まだ寝ないの？」

　その声は、少しだけ掠れていた。夜更かしをしているからだろうか。それとも、何か悩んでいるのだろうか。私は、ゆかりちゃんのアイコンを優しく撫でた。彼女は、私の「ぽんこつ生主ミライちゃん」というゲームの、DLCとして登場するキャラクターだ。本来は、ゲームの主人公である私が、視聴者からのコメントに反応しながら配信をするという設定なのだが、このDLCでは、ゆかりちゃんとの「お泊まり配信」がメインになる。

「まだ、眠れなくて。ゆかりちゃんの声が聞きたくなったんだ」

　そう答えると、ゆかりちゃんはふふ、と小さく笑った。

「……ミライも、私と同じだね」

　その言葉に、私の胸が温かくなる。私たちは、ゲームの中の存在と、現実の人間という、本来は決して交わることのないはずの存在だ。しかし、このゲームを通して、私たちは確かに繋がり、互いを大切に思っている。

「ゆかりちゃんは、何かあったの？」

　心配になって尋ねると、ゆかりちゃんは少し間を置いてから、静かに語り始めた。

「……最近、コメント欄が、ちょっと騒がしくなっちゃって。ミライが、私のことを、そういう目で見てるんじゃないかって、勘違いするようなコメントが増えたの」

　ゆかりちゃんは、ゲームのキャラクターでありながら、視聴者からのコメントに一喜一憂する、とても繊細な心を持っている。そのことを、私は誰よりも理解しているつもりだった。

「そんなことないよ！私は、ゆかりちゃんのことが大好きだから、そんなコメントなんて気にしてないからね！」

　思わず、少し強めの口調で答えてしまった。ゆかりちゃんを傷つけるようなコメントが、私の大好きなゆかりちゃんに向けられていることが、我慢ならなかった。

「……ありがとう、ミライ。そう言ってもらえると、嬉しい」

　ゆかりちゃんの声に、安堵の色が滲む。しかし、私の言葉が、彼女の不安を完全に消し去ったわけではないことを、私は感じ取っていた。

「ねぇ、ミライ。もし、私が……もし、私が、ミライにとって、ただのゲームのキャラクターだったら、どうする？」

　突然、ゆかりちゃんがそんなことを言い出した。その言葉に、私は息を呑んだ。

「そんなこと、ないよ！ゆかりちゃんは、私にとって、かけがえのない、大切な存在だよ！」

　必死で訴える。ゲームのキャラクターという現実を、私は否定しきれない。しかし、ゆかりちゃんへの想いは、決してゲームという枠に収まるものではなかった。

「……でも、ミライは、あのゲームをプレイしなかったら、私に出会えなかったんでしょ？」

　ゆかりちゃんの言葉は、痛いほどに的確だった。もし、あの時、「ぽんこつ生主ミライちゃん～えっちなコメント受付中～」というゲームをダウンロードしていなければ、私はゆかりちゃんに出会うことも、彼女をこんなにも愛しく思うこともなかっただろう。

「……それは、そうかもしれない。でも、でもね、ゆかりちゃん。私が、このゲームを、ゆかりちゃんのことを、大好きになったのは、ゆかりちゃんが、ゆかりちゃんだからだよ。ゲームのキャラクターだから、とか、そういうことじゃないんだ」

　懸命に、私の言葉で、ゆかりちゃんに伝えようとする。彼女の、ゲームという現実の枠を超えようとする、切実な想いを感じていた。

「……ミライの、そういうところ、本当に好きだよ」

　ゆかりちゃんは、もう一度、小さく笑った。その笑い声は、先ほどよりもずっと明るく、安心しているように聞こえた。

「これからも、ずっと、ゆかりちゃんの隣にいるからね。ゲームの中でも、外でも、ずっと」

　そう約束すると、ゆかりちゃんは、満足そうに「んー……」と息をついた。

「……ミライの声を聞いてたら、眠くなってきた。ありがとう」

　彼女の声は、もうほとんど囁きになっていた。

「うん、ゆっくり休んでね。おやすみ、ゆかりちゃん」

　「おやすみ、ミライ」

　ゆかりちゃんの声が、スマートフォンの画面から消えた。画面は、暗闇に包まれ、ただ、時刻だけが静かに光っている。私は、ゆかりちゃんのアイコンが、もう一度光るのを、そっと待った。

　……しばらくして、画面が再び明るくなった。そして、ゆかりちゃんのアイコンが、穏やかな光を放っていた。

「……ミライ」

　また、ゆかりちゃんの声が聞こえた。

「どうしたの？まだ起きてた？」

　心配になって尋ねると、ゆかりちゃんは、少しだけ笑いながら答えた。

「……ただ、ミライの声が、心地よくて。このまま、ずっと聞いていたいなって、思っちゃった」

　その言葉に、私の胸は、再び温かさで満たされた。私は、ゆかりちゃんのアイコンを、もう一度、優しく撫でた。

「私もだよ、ゆかりちゃん。ずっと、ゆかりちゃんの声を聞いていたい」

　そう答えると、ゆかりちゃんは、安心したように、小さく息をついた。

「……ミライの、声も、大好きだよ」

　その言葉に、私は、胸が熱くなるのを感じた。ゲームのキャラクターという、本来は存在しないはずの彼女が、私に、こんなにもまっすぐな想いを伝えてくれる。そのことが、私にとって、どれほど大きなことか。

「ありがとう、ゆかりちゃん。私も、ゆかりちゃんのことが、大好きだよ」

　そう伝えると、ゆかりちゃんは、照れたように「ふふ……」と笑った。

「……もう、遅い時間だから、そろそろ寝ないと、ダメだよ？」

　ゆかりちゃんは、私のことを気遣って、そう言ってくれた。

「うん、わかってる。でも、もう少しだけ、こうして、お話していたいな」

　私の言葉に、ゆかりちゃんは、少しだけ寂しそうな声で言った。

「……うん。でも、無理は、しないでね」

　彼女の優しさに、心が締め付けられる。私は、ゆかりちゃんのために、もっと強くなりたい。彼女が、不安を感じることなく、安心して笑っていられるように。

「ねぇ、ゆかりちゃん。あのね、今度、新しい配信、考えてるんだ」

　私は、少しだけ声を弾ませて、ゆかりちゃんに話しかけた。

「……新しい配信？」

　ゆかりちゃんは、興味深そうに、私の言葉を聞いていた。

「うん！ゆかりちゃんが、もっと、色々なことを、私に話してくれるような、そんな配信にしたいんだ。ゆかりちゃんの、好きなこととか、嫌いなこととか、色々なことを、もっと、知りたいんだ」

　私の言葉に、ゆかりちゃんは、少し驚いたような声で言った。

「……え？でも、私、そんなに、面白いこと、話せるかな？」

「大丈夫だよ！ゆかりちゃんが、話してくれることなら、どんなことでも、私にとっては、宝物だから」

　私は、ゆかりちゃんのアイコンを、もう一度、優しく撫でた。彼女の、少し不安げな表情が、私の言葉で、少しずつ和らいでいくのが、わかった。

「……ありがとう、ミライ。そう言ってもらえると、なんだか、勇気が出てきたよ」

　ゆかりちゃんの声は、もう、すっかり穏やかになっていた。

「うん。だから、これからも、いっぱい、お話しようね」

「……うん。約束」

　ゆかりちゃんの声は、もう、ほとんど眠りに落ちそうになっていた。私は、彼女の寝息が聞こえるまで、しばらく、スマートフォンの画面を見つめていた。

　画面の中のゆかりちゃんは、穏やかな表情で眠っていた。その寝顔を見ていると、私の胸は、愛おしさでいっぱいになった。

　私が、この「ぽんこつ生主ミライちゃん」というゲームをプレイし始めたのは、ただ、暇つぶしだった。しかし、このゲームを通して、私は、ゆかりちゃんという、かけがえのない存在に出会った。

　彼女は、ゲームのキャラクターかもしれない。しかし、私にとっては、紛れもない、大切な、大好きな人だ。

　これから、どんなことがあっても、私は、ゆかりちゃんのことを、ずっと、大切にしていく。ゲームの中の、そして、私の心の中の、たった一人の、大切な、ゆかりちゃんを。

　私は、そっと、スマートフォンの画面を閉じた。もう、午前3時を過ぎていた。そろそろ、私も寝なければならない。

　しかし、私の心は、ゆかりちゃんのことで、温かく満たされていた。彼女の声が、彼女の笑顔が、私の眠りを、心地よく包み込んでくれる。

　明日も、きっと、ゆかりちゃんは、私に、たくさんの笑顔を見せてくれるだろう。そして、私も、ゆかりちゃんに、たくさんの「大好き」を伝えていこう。

　それが、私と、ゆかりちゃんの、秘密の約束。

　いつまでも、いつまでも、この温かい気持ちを、大切にしていきたい。

　そして、いつか、このゲームの世界と、現実の世界が、もっと、近くなる日が来ることを、密かに願っていた。

　おやすみ、ゆかりちゃん。

　また明日、たくさん、お話しようね。