【エロ動画】エロじゃんけん キョンシー編【アダルトAVアニメ・ゲーム】

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## エロじゃんけん キョンシー編

夜の帳が下り、香港の街はネオンの光に染まっていた。古びた雑居ビルの屋上。私、橘亮太は、数名の友人と集まっていた。今夜の目的は、いつものように、ちょっぴり刺激的な「エロじゃんけん」だ。

「さて、今夜のテーマは…」

リーダー格の健司が、ニヤリと笑いながら一枚のカードを掲げた。そこには、血糊のような赤い文字で「キョンシー」と書かれている。

「キョンシー？ なんだそりゃ？」

一人が怪訝な顔をする。私も含め、皆、キョンシーという言葉は知っていたが、それをエロじゃんけんのテーマにするなんて、想像もつかなかった。

「つまりだな…」健司はタバコに火をつけ、煙を吐き出しながら続けた。「キョンシーみたいに、飛び跳ねながらじゃんけんするってわけだ。ただし、負けたら…」

健司は意味ありげに言葉を区切り、俺たちの顔を順番に見ていった。

「負けたら、キョンシーみたいに、相手に『吸い付かれる』、あるいは『噛み付かれる』ってことか？」

俺が先回りして言ってみる。健司は満足げに頷いた。

「そうだ。まあ、吸い付かれるっつっても、噛み付かれるっつっても、実際はちょっとした『罰ゲーム』があるわけだがな」

そう言って、健司は懐から小さなチョコレートの箱を取り出した。中には、色とりどりのチョコレートが並んでいる。

「このチョコレート、実は中身が仕込んであるんだ。当たりが出たら、負けた相手に、そのチョコレートで『キス』してやる。ただし、普通のキスじゃない。キョンシーが獲物に噛み付くみたいに、ちょっと『乱暴』にしちまうんだ」

「おお、面白そうじゃん！」

誰かが歓声を上げた。確かに、普段とは違うスリルと興奮がありそうだ。俺も、どこか期待と不安が入り混じった気持ちで、その夜の「エロじゃんけん キョンシー編」の始まりを待った。

最初は、皆、戸惑いながらも、キョンシーのように腕を前に突き出し、ぴょんぴょんと跳ねながらじゃんけんを始めた。ぎこちない動きと、時折漏れる笑い声が、夜の静寂に響く。

「グー！ チョキ！ パー！」

「うわー！ 負けた！」

最初の犠牲者は、俺だった。健司と対戦し、見事に負けてしまった。健司はニヤニヤしながらチョコレートの箱を開ける。

「さてと、橘くん。覚悟はいいか？」

健司は、箱の中から一つ、一番大きそうなチョコレートを手に取った。そして、俺の首元にそれを押し付ける。

「ん…？」

チョコレートの冷たい感触と、健司の吐息が首筋にかかる。そして、まるでキョンシーが血を吸うかのように、健司はチョコレートを首に押し付け、そのままゆっくりと、しかし力強く「噛み付いた」。

「あ…っ！」

予想外の刺激に、思わず声が漏れた。チョコレートの甘さと、健司の唇の感触が混ざり合い、なんとも言えない感覚が広がる。それは、痛みというよりは、むしろゾクゾクするような、不思議な快感だった。

「どうだ？ 橘くん。キョンシーのキスは」

健司は意地の悪い笑みを浮かべ、チョコレートを離した。首元には、チョコレートの跡と、健司の唇の跡がうっすらと残っていた。

「…なんだか、変な気分…」

正直にそう答えるしかなかった。

その後も、じゃんけんは続いた。負けるたびに、相手に首元や腕にチョコレートで「噛み付かれる」。その度に、我都や、他のメンバーも、独特の興奮と恥ずかしさを味わうことになる。

特に、普段はクールな美咲が負けた時の様子は、皆の記憶に深く刻まれた。美咲は、負けるたびに顔を赤らめ、小さく悲鳴を上げる。その度に、相手は嬉々として、美咲の首元や耳元にチョコレートを押し付けた。

「もう…やめてよ…」

美咲の声は、震えていた。しかし、その震えは、恐怖だけではないように見えた。むしろ、隠しきれない期待と、隠したい恥ずかしさが入り混じった、複雑な感情の表れだった。

俺も、何度か負けた。その度に、相手の吐息や唇の感触、そしてチョコレートの甘さが、首筋や腕に染み渡る。それは、子供の頃に見たホラー映画のイメージとはかけ離れた、驚くほど官能的な体験だった。

夜は更けていき、皆の顔には、疲労と、それ以上の興奮の色が浮かんでいた。キョンシーの仮面は、いつの間にか、皆の心の奥底に潜む欲望を剥き出しにするための、奇妙な触媒となっていたのだ。

最後に残ったのは、俺と、健司だった。最後の勝負。どちらが勝つか、そしてどちらが「キョンシー」になるのか。

「じゃあ、最後の勝負だ」

健司は、チョコレートの箱を俺に差し出した。

「橘くん。もし俺が負けたら、このチョコレートで、お前が俺に『噛み付いて』くれるか？」

健司の挑戦的な眼差しに、俺は思わず息を呑んだ。まさか、俺が相手に「噛み付く」側になるなんて。

「…いいぜ」

俺は、決意を込めて答えた。

そして、運命のじゃんけんが始まった。「グー！ チョキ！ パー！」

俺は、勝った。

「やった！」

仲間たちが歓声を上げる。俺は、健司を見つめた。健司は、残念そうな顔をしながらも、どこか楽しんでいるようだった。

「さあ、橘くん。約束通りだ」

健司は、首元を俺に差し出した。俺は、チョコレートの箱から、一番大きそうなチョコレートを手に取った。

ドキドキしながら、俺は健司の首元にチョコレートを押し付けた。健司の吐息が、顔にかかる。そして、俺は、健司に教えられたように、チョコレートを力強く押し付け、噛み付いた。

「ん…っ！」

健司の口から、かすかな声が漏れた。俺は、チョコレートの甘さと、健司の肌の温かさを感じながら、ゆっくりと、しかし確実に、チョコレートを噛み締めた。それは、相手に「罰ゲーム」を与えるという行為でありながら、同時に、俺自身も未知の感覚に包まれる体験だった。

夜が明け始めた香港の空を見上げながら、俺は思った。キョンシーの恐怖は、いつの間にか、こんなにも歪んだ、しかし抗いがたい魅力を帯びた、一夜限りの「エロティックな儀式」へと姿を変えていたのだと。

そして、あの夜のチョコレートの甘さと、首筋に残る不思議な感覚は、俺の記憶の奥底に、いつまでも消えることのない、秘めやかな「キョンシーのキス」として刻み込まれたのだった。