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## 朝の陽光、揺れる吐息 眩しい朝の光がカーテンの隙間から差し込み、僕の部屋を琥珀色に染め上げていた。昨日までの喧騒が嘘のように静まり返った空間に、微かな寝息だけが響いている。隣には、俺の大学で「マドンナ」と称される柚木ちさと先輩が、俺の腕の中にすっぽり収まって眠っていた。 「……先輩」 そっと囁くと、先輩はゆっくりと瞼を開けた。まだ眠気を帯びた瞳が、俺を捉える。その表情は、大学で見せる煌びやかな笑顔とはまるで違う、柔らかな、俺だけのものだ。 「ん……もう朝？」 掠れた声で先輩が答える。その声に、昨夜の熱が蘇る。先輩は、世間では「ビッチ」なんて陰口を叩かれることもあったけれど、俺の前では、ただただ純粋で、俺に身を委ねてくれる、愛しい存在だった。 「おはようございます、ちさと先輩」 俺は先輩の額にそっとキスをした。先輩は小さく身をよじり、俺の胸に顔を埋めた。その仕草一つ一つが、俺の心を鷲掴みにする。 「……ねぇ」 「なんですか？」 「もっと、抱っこしててほしいな」 先輩の声は、甘えるように囁かれた。俺は先輩の細い肩に手を回し、その柔らかな背中を撫でた。温かい肌の感触、細かく震える吐息。それが、俺の五感を満たしていく。 「いつまででも、抱っこしてていいんですよ」 俺の言葉に、先輩は「ふふ」と小さく笑った。その笑い声が、耳元で響く。まるで、直接耳元で囁かれているような、生々しい感覚。これは、この朝を特別なものにするための、俺たちだけの秘密の儀式だ。 先輩はゆっくりと顔を上げ、俺の顔を覗き込んだ。きょとんとした瞳が、俺を見つめている。 「……なんか、顔赤いよ？」 「…っ、先輩のせいです」 「えー？ 私、何もしてないよ？」 先輩は無邪気に首を傾げる。その姿に、俺はもう我慢できなくなった。 「嘘つき」 そう言って、俺は先輩の首元に顔を埋めた。先輩の甘い香りが鼻腔をくすぐる。先輩は、驚いたように「ひゃっ！」と声を漏らしたが、すぐに俺の髪を優しく梳いてくれた。 「もう、離してくれないんだ？」 「離しません」 俺は先輩の首筋に顔を押し付けた。先輩の身体が、俺の熱に反応するように微かに震える。 「……ねぇ、雄斗」 「はい」 「今日、大学で私に会いに来てくれる？」 先輩の声は、期待に満ちていた。大学で、俺は先輩に声をかけられることさえ、特別に思っていた。周りの視線が、彼女に注がれる。それでも、彼女は俺にだけ、特別な笑顔を見せてくれた。 「もちろんです。今日も、先輩のこと、独り占めします」 俺の言葉に、先輩は「ふふ」と笑った。その笑い声は、まるで僕だけに聞かせるための、世界で一番美しい音色だった。 「……約束だよ」 「約束です」 先輩は俺の首に腕を回し、その唇を俺の唇に重ねた。熱く、甘く、そして優しいキス。それは、この朝が、俺たちにとって、どれだけ特別な意味を持つかを物語っているかのようだった。 先輩の息遣いが、俺の耳元で激しくなる。それに呼応するように、俺の心臓も早鐘を打つ。もう、このまま、この温もりから離れたくない。 「……先輩」 「ん？」 「もっと、教えてください」 俺の言葉に、先輩は少しだけ顔を赤らめた。しかし、その瞳は、俺を求める熱を宿していた。 「……何が？」 「今日、俺が、先輩をどうしたいのか……」 俺は先輩の耳元で、昨夜の出来事を囁いた。先輩の身体が、俺の言葉に反応するように、びくりと震える。 「……無理」 先輩はそう言って、俺の肩に顔を埋めた。しかし、その声には拒絶の色はなかった。むしろ、期待が滲んでいた。 「……でも」 先輩はゆっくりと顔を上げ、俺の瞳を真っ直ぐに見つめた。その瞳には、昨夜の、俺だけに見せてくれた、欲望の色が宿っていた。 「……私だって、雄斗のこと……」 先輩の言葉は、途切れ途切れになった。そして、その唇が、俺の唇を塞ぐ。 熱い、激しいキス。 それは、朝の光よりも、ずっと熱く、僕たちを包み込んだ。 (側位生挿入→中出し絶頂) 先輩の熱い吐息が、俺の耳元で直接響く。KU100ハイレゾバイノーラル録音によって、まるで本当にすぐ隣で、先輩の息遣いを聞いているかのような臨場感だ。自然の音も、フォーリーサウンド技術によって、まるで本物の布団の中で、先輩と密着しているかのような感覚を掻い潜る。 「……あ、ぁ……」 先輩の喘ぎ声が、俺の鼓膜を震わせる。それは、俺の心をさらに昂らせる。 「……雄斗……っ！」 先輩の名前を呼ぶ声も、熱を帯びている。 「……先輩」 俺は先輩の耳元で、さらに熱い言葉を囁いた。 「……もっと、聞かせてください」 先輩は、俺の言葉に、さらに激しく身をよじる。 「……っ、いや、だ……っ！」 先輩はそう言うが、その声は、拒絶ではなく、むしろもっと激しく求めていることを示していた。 「……でも、私、もう……」 先輩の言葉は、熱い吐息に掻き消された。 「……っ、あ、ぁ……！」 先輩の絶頂が、俺の耳元で、鮮烈に響く。その声は、俺の心を震わせ、俺の身体を燃え上がらせた。 「……っ、雄斗……っ！」 先輩の身体が、俺の腕の中で、激しく震える。 「……先輩、俺も……」 俺は先輩の身体に、さらに深く身を沈めた。 「……あ……っ！」 先輩の、俺だけの、甘く、そして熱い声が、部屋中に響き渡った。 朝の光は、すでに部屋を一面に照らし付けていた。しかし、俺たち二人の世界は、まだ熱く、そして官能的だった。この朝が、俺たちにとって、どれだけ特別なものなのか。それは、言葉では表現しきれない、ただただ、俺たちの肌と、魂で感じるものだった。 この、永遠に続くかのような、甘い時間。 それは、俺だけが知っている、ちさと先輩の、もう一つの顔だった。 （終）
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